『父と暮せば』岩国公演
2025-07-20 13:42:20

心温まる井上ひさしの名作『父と暮せば』が岩国で開演!

井上ひさしの名作 『父と暮せば』 がついに岩国公演へ



2025年8月2日、シンフォニア岩国コンサートホールにて、こまつ座の舞台『父と暮せば』が開催されます。この作品は、戦後80年を迎える今年、多くの方に観てほしい感動的な物語です。

劇の背景



『父と暮せば』は、井上ひさしによって書かれた戯曲で、原爆投下から3年後の広島を舞台にしています。作品の中心には、父と娘の深い絆と、戦争という重いテーマが存在します。主人公・福吉美津江は、母を幼い頃に失い、原爆で父も亡くした23歳の女性。彼女は日々図書館で働きながら、静かな日常を送っています。しかし、そんな彼女の前に亡くなったはずの父、竹造が現れ、恋の応援を始めます。この独特なストーリーに、多くの来場者は感銘を受け、SNS上でも様々な反響が寄せられています。

舞台の魅力



観客から寄せられた感想では、「前向きに生きる力を与えてくれる舞台」「初めて観る作品だったが、ユーモアもありつつ戦争の現実を突きつけられた」といった意見が多く見受けられます。特に、美津江と竹造の軽妙なやりとりは、時に笑いを誘い、観る者に一瞬の安らぎをもたらします。

また、ここに登場する俳優たちの演技力も素晴らしく、特に主役の松角洋平(竹造役)と瀬戸さおり(美津江役)は観客の心をつかみます。彼らのパフォーマンスは、観客を作品の世界に引き込み、戦後の広島で生きた人々の命の輝きを感じさせてくれます。

舞台の詳細



『父と暮せば』の公演は、全国で東京、茨城、岩国の3か所のみで行われ、特に岩国公演は意義深いものです。公演に先立って、東京での15日間の公演は大成功に終わり、多くのメディアにも取り上げられました。これを受けて、最終公演地となる岩国へのお申し込みも増加していると聞いています。

公演の詳細は以下の通りです。
  • - 日時: 2025年8月2日、14:30開演(13:45開場)
  • - 会場: シンフォニア岩国 コンサートホール
  • - 料金: 全席指定4,000円/25歳以下の学生2,000円(未就学児の入場不可)

井上ひさしとは



井上ひさしは、日本を代表する劇作家であり、1983年にこまつ座を設立しました。彼の作品は、その文学的深化と人間味あふれるストーリー展開で多くの人々に愛されています。『父と暮せば』は特に有名で、1994年の初演以来、数々の改定版が生まれています。演出は、名演出家である鵜山仁が担当し、その演出によって新たな光を当てられ続けています。

対象となる観客



この舞台は、戦争をテーマにしているものの、決して重苦しいだけの内容ではなく、見る人に希望を与えるメッセージが込められています。それゆえ、幅広い世代の観客にお勧めできる作品です。「父と暮せば」を観ることで、人との絆の大切さについて考えさせられ、未来に対する希望を見いだすきっかけになることでしょう。ぜひ、岩国公演に足を運んでみてください。この感動を、あなた自身の目で確かめてみてはいかがでしょうか?


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