大阪・関西万博での「世界のMUSASHI個展」、ガハハ夫妻の情熱が生んだ成功の舞台

大阪・関西万博での「世界のMUSASHI個展」

2025年に大阪・関西万博で開催された『世界のMUSASHI個展』は、さまざまな団体やアーティストのコラボレーションによって実現した特別なイベントでした。この個展には約150団体が参画し、MUSASHIとのコラボレーション作品が約100点展示され、訪れる人々に大きな感動を与えました。今回の個展をプロデュースしたのは、大阪府高槻市に本社を置く株式会社ガハハです。

株式会社ガハハとは

株式会社ガハハは、イベントの企画運営やWEB制作を手掛ける企業で、同社の名称からは遊び心溢れる姿勢が伺えます。鮮やかなイラストやデザインで彩られた公式ウェブサイトは、訪れる人たちに「楽しそう！」という感覚を引き立てます。その理念も、まるで絵本の一節のように魅力的で、共に楽しむことの大切さを伝えています。この会社の理念の中には、「ともにまいろう」という言葉が繰り返され、仲間とともに創り上げる楽しさが込められています。

創業者である徳田憲治さんは、元々バンド活動を行っており、メジャーデビューも果たした経歴を持ちます。病を経て2016年に株式会社ガハハを設立し、現在は自由な発想を持ち続けつつ、イベントプロデュースに情熱を注いでいます。全ての作品やデザインに本人のクリエイティブなエネルギーが反映されています。

MUSASHIとの出会いと個展への道

『世界のMUSASHI個展』のプロデュースに至った経緯は、MUSASHIの活動をサポートしてきた京信（京都信用金庫）との縁に始まります。彼らは高槻市でのイベント「高槻グルメピクニック」において、MUSASHI作品の展示を行ったことで、徳田夫妻とMUSASHIとの関係を深めました。このような流れの中で、万博武蔵個展事務局（制作チーム）への参画が実現し、個展の開催が決定しました。

成功に向けた情熱とサポート

この個展の成功を収めるため、徳田夫妻は細心の注意を払い、各関係者との調整を行いました。特に妻のくみこさんは、チームに新たに加わる際に至難の業に立ち向かいました。運営チームの内情を知らない状況でのスタートに不安を感じつつも、彼女は取り組みを通じて周囲との関係を築き上げ、最終的にはチーム全体をまとめあげるリーダーとなりました。

イベント当日にはくみこさんが細部にわたって対応し、必要な指示を出していく中、徳田さんは全体の雰囲気を和らげる役割を担いました。彼らのコンビネーションは完璧であり、互いの強みを活かすことでイベントをスムーズに進行させました。

徳田さんは「何とかなった」だけではなく、イベントの理想通りに結果を出すことがプロだと語ります。その強い思いから、この個展が成功に導かれたのだと振り返り、参加者やアーティストとともに特別な時間を作り上げたことへの感謝があふれています。

今後の展望

今後、株式会社石富プロパティーの支援を受けて、MUSASHIのアート活動を紹介する冊子が発行される予定です。これも全てガハハが中心となって制作し、彼らのクリエイティブな力で新たな形のアートメディアが誕生することでしょう。どのような内容になるのか、今からとても楽しみです。

このように、株式会社ガハハは単にイベントを成功させるだけでなく、大阪・関西万博の場を借りて地域の文化を発信する役割をも果たしています。これからも様々なクリエイティブなプロジェクトに携わり、多くの人々に影響を与え続けていくことでしょう。