心温まる俳画集『幸歌 -Sachika-』が登場
季節の情景が広がるページをめくるたびに、心が癒される俳画集『幸歌 -Sachika-』が、Amazon限定で発売されました。著者の網本幸子が長年にわたって描き続けた、四季折々の美しい俳画が100点以上収められており、その優しい色合いと筆づかいが特徴的です。読者は、この一冊を手に取ることで、日常の喧騒から一歩離れ、心を安らげるひと時を過ごすことができるでしょう。
著者の背景と作品制作
網本幸子は、1950年に兵庫県神戸市で生まれました。神戸山手女子短期大学を卒業後、二女を育てながら書道の師範免状を取得し、柳瀬弘子の指導のもと絵を学びました。彼女は2008年から朝日カルチャーセンター北九州教室で講師を務め、多くの生徒に親しまれてきました。地元の文化活動にも参加し、多くの人々にアートの楽しさを伝えてきましたが、2021年には靖国神社みたままつりでの「ぼんぼり揮毫」に選ばれるなど、その才能を広く認められていました。
しかし、著者の活動は突然の事故によって中断されます。病床に伏した彼女は、自らの作品を見返し、特に心に残った作品を集めることでこの本が形になりました。本書には彼女の温かな人柄と誠実な生き方が反映されており、四季の移ろいを感じながら一枚一枚の絵に込められた想いを読者は感じることができるのです。
四季の心を感じる俳画の魅力
『幸歌 -Sachika-』は、読者を四季の世界へと誘います。それぞれの季節にふさわしい風景や情景が描かれ、一枚一枚の作品には作者の深い想いが込められています。春の柔らかな花々や、夏の青空、秋の紅葉、冬の静けさ—これらの自然の美しさが、著者の繊細な筆使いによって素晴らしい形で表現されています。特に、各ページをめくるごとに感じる心の和みは、まるで春風のように読者の心を包み込んでくれるでしょう。
書籍の詳細情報
本書『幸歌 -Sachika-』は、パレードから出版され、2025年10月30日に発売予定です。B5判の上製本で、全56ページにわたり、1,650円(税込)で提供されます。著者の網本は、この本が彼女の想いや人生を伝えるためのものとして特別な意味を持っていると述べています。
最後に
この俳画集は、日常生活の中で忘れがちな四季の美しさや、自然とのつながりを再確認させてくれる一冊です。ぜひ、あなた自身の手で『幸歌 -Sachika-』を手に取ってその魅力を感じてみてください。心の中で四季を彩るその瞬間を、共に楽しんでいきましょう。