釜山国際映画祭2025での映画企画募集が始まります
アジア最大の映画祭、釜山国際映画祭の一環として行われる「Asian Project Market(APM)2025」の企画募集が、この度発表されました。開催期間は2025年9月20日から9月23日までの4日間です。このイベントは、アジアの映画製作者にとって、国際的なネットワークを築く絶好の機会となります。
APMとは?
Asian Project Market(APM)は、釜山国際映画祭に併設された企画マーケットです。ここでは、世界中から集まった約30の長編映画企画が選出され、プロデューサーや監督が出資者や映画祭の担当者に向けて自己の企画をプレゼンテーションすることができます。また、参加者は個別ミーティングや評価を受けることが可能で、作品の国際共同制作に繋がる貴重なチャンスを得ることができます。
VIPOによる推薦企画の選出
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)は、今回のAPMに推薦する長編映画企画を募集中です。選ばれた作品の監督とプロデューサーは、APMから公式に招待され、開かれるピッチングセッションに参加できるだけでなく、業界の専門家とのミーティングにも参加することができます。また、APMの各種賞にノミネートされる可能性もあります。
過去には、APM2022に推薦された『ぼくのお日さま』が、世界的な映画賞を受賞し、2024年のカンヌ国際映画祭にも正式出品されるなどの実績があり、VIPOによる推薦は成功の重要な鍵となっていることがわかります。
募集の詳細
参加条件
- - アジアの長編フィクション映画プロジェクトであること(脚本開発からポストプロダクションの段階まで可)。
- - APM2025開催前に完成予定の作品は不可。
- - 監督とプロデューサーが決定しており、監督には短編または長編の監督経験が求められます。
- - プロデューサーは長編の制作または共同製作経験が必要です。
応募方法と締切
応募は無料で、選出された企画に対しては、監督1名、プロデューサー1名の往復航空券と宿泊費がAPMから提供される予定です。応募締切は2025年5月12日(月)で、詳細な応募書類や条件については、APMの公式ウェブサイトで確認できます。
まとめ
釜山国際映画祭「Asian Project Market 2025」での長編映画企画募集は、国際的な舞台に作品を発表する大きなチャンスです。この機会をお見逃しなく、ぜひご応募ください。詳細についての問い合わせは、VIPOのグローバル展開事業部までお問い合わせください。