コロンビアの新たな和食文化を開花させる「上~LLŌ~」がボゴタにオープン

コロンビアで新たな和食体験「上~LLŌ~」がオープン

コロンビア共和国ボゴタ市に、株式会社Encounter Japanが手掛ける新しい和食店「上~LLŌ~」がオープンしました。この新店舗は、2025年7月8日に開催されたオープニングパーティで華々しく幕を開けました。

オープニングには在コロンビア日本国大使館の全権大使、高杉優弘氏をはじめ、多くの政府関係者や民間企業の関係者が参加し、新たな店舗への期待が寄せられました。「上~LLŌ~」は、コロンビアでの日本の食文化の浸透に寄与する重要な一歩となっています。

新しい味の体験「ラーメンおまかせ」

「上~LLŌ~」では、ラーメンをコース料理形式で楽しむ「ラーメンおまかせ」スタイルが特長です。この新しいアプローチは、食事をただの栄養補給ではなく、感動的な体験へと昇華させることを目指しています。限定15席のカウンター席は、客と料理人の距離が近く、視覚と味覚の両方で特別な時間を提供します。

魅力的なシェフ、仲村嘉文が創る至福の一皿

料理長には、日本を代表する和食店である「GOEN FUJITAYA」での経験を持つ仲村嘉文が就任しました。彼は10代から飲食業界に身を投じ、独自のメニューを設計し、店舗立ち上げに尽力しています。仲村シェフの手によるラーメンに懐石の要素が融合することで、訪れる人々に新たな感動と驚きをもたらすことでしょう。

Encounter Japanのビジョン

Encounter Japanは「ラテンアメリカと日本の新しい歴史を創り、人々の人生を豊かにする」という理念を掲げ、メキシコやコロンビアでの事業展開を行っています。昨年オープンした寿司店「七~NANA~」も高い評価を得ており、今後は「上~LLŌ~」を軸にさらなる拡大を目指しています。

西側赳史社長は、「コロンビアには豊かな食材と優秀な人材が存在し、精一杯努力して日本の食文化を広めたい」と語っています。コロンビア市場は未開拓の領域が多く、和食に対する関心が高まる中、Encounter Japanの挑戦は続きます。

コロンビアのポテンシャル

コロンビアは経済成長が著しい国であり、日本食に対するニーズも高まっています。この地域には、スペイン語圏でメキシコに次ぐ大きな市場があり、未開のブルーオーシャンとしての可能性を秘めています。Encounter Japanは、ここに根を下ろし、未来に向けた挑戦を続けていくことでしょう。

最後に、「上~LLŌ~」という店舗の存在が、コロンビアでの日本食文化のさらなる広がりに寄与することを期待しています。訪れる皆さんが、新しい和食体験を通じて素晴らしい思い出を作ることができることを願っています。