IMAGICA映画プロジェクト
2025-07-11 15:04:41

IMAGICA GROUPの映画プロジェクト第2弾が始動、才能の発掘と育成を目指して

IMAGICA GROUPのオリジナル映画製作プロジェクト第2弾が始動



株式会社IMAGICA GROUPが2025年に創業90周年を迎えるにあたり、新たな挑戦として「IMAGICA GROUPオリジナル映画製作プロジェクト」の第2弾を発表しました。このプロジェクトの目的は、才能あるクリエイターの発掘と育成を行い、IMAGICA GROUPとしての創造力や表現力を世界に発信することです。

プロジェクトの概要



このプロジェクトは2025年から始まり、毎年1本の映画企画を募集し、制作する活動を5年間続けていくとのこと。特に、国際映画祭への出品や受賞を見据えた長編実写映画企画が対象となります。また、応募できるのはグループ会社に所属するプロデューサーによるもので、クリエイターはグループ会社のプロデューサーと協力する形での参加が可能です。

応募条件


応募者はIMAGICA GROUPのグループ会社である株式会社オー・エル・エム、株式会社ピクス、または株式会社ロボットに所属するプロデューサーでなければなりません。さらに、応募企画は、公開済みの著作物を原作として利用しないものであることが求められます。なお、外部からの直接応募は受け付けていません。

審査の基準


提出された企画は、欧州三大映画祭(カンヌ、ベルリン、ヴェネチア)への出品や受賞を視野に入れ、60分以上の長編実写映画企画である必要があります。2027年度中に作品を完成させることを目指す内容でなければなりません。また、製作費はIMAGICA GROUPが7000万円を上限として出資することが決まっています。

第1弾作品『マリア』


第1弾にあたる作品『マリア』は、88企画から選ばれた一作で、監督には寺田ともかが、プロデューサーには土川はなが就任しており、2025年5月のカンヌ国際映画祭で発表されました。『マリア』は、現地の映画関係者から注目を集めており、今後の展開に期待が寄せられています。

監督とプロデューサーのプロフィール


監督:寺田ともか


1993年生まれの寺田は、関西学院大学卒業後、社会福祉士としてのキャリアを築きながら、映像制作の道に進みました。社会問題をテーマにした映画制作に力を入れ、是枝裕和監督の作品に参加しながら技術を磨いてきました。

プロデューサー:土川はな


土川は、イギリスの大学を卒業し、2016年より株式会社オー・エル・エムに参加。その後、多数の映画やドラマ制作に従事しており、特に海外プロダクションとの共同制作にも関与しています。

映画のストーリー


『マリア』は、日本の工業地帯を舞台に、貧困と孤独に悩む若者たちの物語です。主人公の永田マリアは、訪問介護の仕事をしながら暮らしている18歳の少女。ある日予期せぬ妊娠が発覚し、様々な困難に直面します。彼女は、町で出会った若者と共に、犯罪に手を染めながら生きていく決意を固めます。この物語は、苦悩と成長、そして真実の愛を描いた感動的な作品として、多くの観客の心をつかむことでしょう。

このように、IMAGICA GROUPの映画プロジェクトは新たな才能を世に送り出すと同時に、映画を通じて現代社会の問題を浮き彫りにしています。今後の展開に注目です!


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

関連リンク

サードペディア百科事典: 映画プロジェクト マリア IMAGICA

トピックス(映画)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。