情報誌「のんびる」7・8月号が描く未来のための活動
パルシステム連合会が発行する情報誌「のんびる」の2025年7・8月号が、6月16日(月)から注文を開始しました。本号では、終戦から80年を迎える2025年の節目にあたり、地域で平和で平等な社会を目指す人たちの取り組みを紹介しています。特に「この世界が壊れる前にわたしにできること」をテーマに、多様な活動が取り上げられています。
小さな声を大きな力に変える活動
この特集では、手芸を通じて政治的メッセージを発信する「政治的な手芸部」が注目されています。3月8日の国際女性デーに向けて作成された手芸バナーには、122人から寄せられた願いが込められており、渋谷を練り歩く活動には多くの女性が参加しました。このように、一人ひとりの小さな声を結集することで、強力なメッセージが生まれるのです。
また、2001年のアメリカ同時多発テロをきっかけとし、一般市民が初めて行ったピースウォークの歴史も紹介されています。その活動を通じて、共感が生まれ、新たな仲間との出会いが生まれる過程が描かれており、一歩を踏み出す勇気が重要であることを伝えています。
様々な社会課題への取り組み
誌面では、原発問題や難民・移民問題など、多様な社会課題についての理解を深める場を提供しています。これらの課題に対処するため、地域の人々がどのように協力し、学び合っているのかを取材した記事が満載です。
追悼インタビュー
特に印象的なのが、今年2月に他界された料理研究家、枝元なほみさんに対する追悼インタビューです。彼女は「ビッグイシュー」での連載を通じて、ホームレス支援を行ってきました。温かい人柄と食物への深い思い、貧困に対処する姿勢が印象に残ります。雑誌を通じて彼女の遺志を受け継ぎ、連載に携わった人々の思いが語られています。
情報誌「のんびる」の役割
「のんびる」は、地域での新しい生活様式を生み出すための情報を提供することで、より良い社会の実現を目指しています。取り上げられているトピックには地域作りや社会行動に関心のある人々へのメッセージが込められています。困難を乗り越え、助け合いを通じて実現する未来を夢見る読者には、暮らしの中でのヒントが役立つでしょう。
また、「のんびる」を注文することで、日々の食卓を豊かにする宅配商品を一緒に手に入れることも可能です。これからも地域をつなぎ、暮らしを支える「のんびる」には期待が寄せられています。
まとめ
最後に、情報誌「のんびる」7・8月号は、どのように私たち一人ひとりが社会に貢献できるかを考える上での重要なヒントを提供しています。パルシステムがどのように地域社会と連携し、より良い未来を見据えているかを知る絶好の機会となっています。これからの日本社会において、みんなでつながり、助け合う姿勢を大切にしていきたいですね。