新たな「リボンの騎士」
2025-06-18 11:42:55

手塚治虫が描く新たな「リボンの騎士」の物語、2025年6月に登場!

2025年6月17日、手塚治虫の名作「リボンの騎士」から、新たな作品が登場します。タイトルは『リボンの騎士 ミッシング・ピーシズ』。この作品は、手塚治虫が1953年から1967年にかけて複数の雑誌で連載を行った「リボンの騎士」の進化系と言えるもので、過去に一度も単行本化されなかった幻の作品がいくつも収められています。

本書には、鈴木出版が展開する手塚治虫漫画選集版に基づいた『双子の騎士(原題:リボンの騎士)』と、手塚治虫と北野英明による『リボンの騎士(少女フレンド版)』が併載されています。特に、『リボンの騎士(少女フレンド版)』はファン待望の一冊であり、これまで謎に包まれていた内容がついに明かされることになります。本書は正編を補完する形で、多くのファンにとってはたまらない資料集となるでしょう。

また、著者である手塚治虫についても少しご紹介します。彼は1928年に大阪府豊中市で生まれ、46年にマンガ家としてのキャリアをスタートさせました。その後、戦後マンガ界に新たな風を吹き込むさまざまな作品を発表し、さらに62年にはアニメーション作家としても活躍し、「鉄腕アトム」によってテレビアニメブームを引き起こしました。89年に逝去しましたが、今なおその影響力は色あせることがありません。

『リボンの騎士 ミッシング・ピーシズ』は、手塚治虫が遺した数々の名作の中でも特に注目されており、これまでの「ミッシング・ピーシズ」シリーズの中では4作目となります。ブラック・ジャックや火の鳥《望郷篇》など、これまでのシリーズ作でも高い評価を得てきた本書も例外ではなく、多くのレアな画稿が収められており、マニアから初心者までもが楽しむことができる内容です。

書籍の定価は6050円で、立東舎から発売されます。今回の発表を受けて、多くのファンからの期待が寄せられています。手塚治虫の作品を通じて、若い世代にもその魅力が広がることを願いながら、彼の不朽の名作が新たに生まれ変わる瞬間を心から楽しみにしています。

資料は、リボンの騎士に関するアーカイヴスやギャラリーも収められており、特にマンガ史における意義も深いものとなるでしょう。この新たな作品は、手塚治虫の作品に触れる絶好の機会であり、今後の展開にも目が離せません。

この新作がどのように評価され、どのような反響を呼ぶのか、2025年6月の発売を期待しつつ、手塚治虫の魅力を再確認したいところです。


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