庶民の芸能の魅力
2025-07-07 14:33:41

中西レモンが紡ぐ庶民の芸能『ちよぼくれちよんがれ』の魅力とは

中西レモンが贈る庶民の芸能



2025年6月、庶民の芸能を読む会の初の翻刻集『ちよぼくれちよんがれ』が刊行されます。この本は、近年注目を集めている中西レモンが編者として携わり、多くの参加者と共に進めてきた「庶民の芸能を読む会」の成果を形にしたものです。この会は、2017年に東京都北区王子の古書カフェくしゃまんべで発足し、江戸後期以降の歌や語りを通じて、当時の庶民が親しんでいた文化に触れています。

『ちよぼくれちよんがれ』の内容



この翻刻集では、ちょぼくれちょんがれや関連する口説歌、やんれ節を含め、盗賊や剣豪、仇討の語りなど、庶民の心を惹きつけてやまない18篇の作品を取り上げています。それぞれの作品は、当時の人々がどういった文化的背景の中で楽しんでいたのかを知る手助けとなるでしょう。解説を担当するのは、芸能研究家である上島敏昭氏です。

発行記念イベントも開催



新刊のリリースを記念して、6月13日から15日まで東京・新宿で展示とトークイベントが行われます。このイベントでは、翻刻されたちょぼくれ・ちょんがれの本やその表紙絵を展示し、6月14日には上島敏昭氏を迎えたトークセッションも行われます。参加者は冊子を購入することで、特別な価格でイベントに参加できます。

中西レモンの活動と成長



中西レモンは「庶民の芸能を読む会」の案内役として、また初代桜川唯丸流江州音頭の音頭取りとしても知られています。彼は、江戸の伝統的な音楽スタイルを現代に活かすためのアルバム『ひなのいえづと』や、シングル『ODORI ONDO』などで多方面にわたる活動を展開しています。そして、彼の活動は文化の再発見を促し、より多くの人々に江戸後期の庶民の芸能を伝えるための架け橋となっています。

上島敏昭の紹介



また、トークイベントでの参加が期待される上島敏昭氏は、さらなる文化研究の担い手です。長野県出身で、大道芸人としても活動する彼は、口上芸に関する知識と技術を深め、東京大道芸の第一人者として知られています。著書も多く、日本文化に関する研究を幅広く行っています。

このイベントと『ちよぼくれちよんがれ』を通じて、庶民の芸能の魅力に触れ、江戸の文化を再確認する機会を得ることができるはずです。興味のある方はぜひ、イベントへの参加や冊子の購入を検討してみてください。詳細は公式サイトをご覧ください。


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