楽しく学べる！科学の三態変化を描いた新絵本『へんしんみず！』の魅力

新しい絵本『へんしんみず！』の登場

この度、岩崎書店から新しい科学絵本『へんしんみず！』が発売されました。この絵本は、著者の川村康文さんと小林尚美さんが構成・文を手がけ、遠藤宏さんが写真を担当しています。3歳から4歳のお子さんを対象にしたこの絵本は、表紙に一目惚れするような魅力があり、内容もとても興味深いものとなっています。

絵本の内容とは？

『へんしんみず！』では、氷、液体の水、そして水蒸気の三つの状態に変化する様子を魅力的に描いています。「氷→水→見えない水（水蒸気）」という変化は、実際に目で見ることができるため、子どもたちにとって科学が身近に感じられるでしょう。特に、冷凍庫で作った氷を使ったり、お鍋で水を温めることで、それぞれの性質がどのように変わっていくかを実験的に体験できます。

科学の楽しさを知る

この本は、科学という難しいテーマを面白く展開しており、親子での読み聞かせにもぴったりです。読んでいる途中で子どもから質問が飛んできても安心！巻末には詳細な解説が用意されており、興味を持った瞬間に答えることができるのです。たとえば、じゃぐちから出た水を使って水風船を作る様子や、冷凍庫で凍らせた氷の変化を見せるページでは、実際に体験してみたくなる工夫が散りばめられています。

著者たちの想い

この本を制作した川村康文さんは、環太平洋大学の教授であり、さまざまな教育研究にも携わっています。彼は、「科学っておもしろい」というメッセージを通じて、子どもたちに学びの楽しさを伝えることを大切にしています。また、小林尚美さんはSTEAM教育の専門家であり、幼い頃から音楽に親しんできた経験が、科学と融合するプロジェクトに生かされています。それぞれの背景が、絵本に色濃く反映されているのです。

自宅での実験が楽しくなる

さらに、この絵本には「おうちで試してみたくなる」というコンセプトがしっかりと込められています。実際に水の三態変化を自宅で試してみることで、科学への興味が一層深まることでしょう。家族で実験を通じてコミュニケーションを楽しむ姿が目に浮かびます。例えば、「冷やした水が氷になり、さらに温めることで水蒸気になる」というプロセスを観察することは、小さな子どもでもワクワクする体験です。

買うべきポイント

この絵本は32ページのコンパクトなサイズで、1,400円という手頃な価格で入手可能です。水の三態変化をテーマにしたこの本は、幼児教育にぴったりの教材としても活用できます。科学を楽しむことで、お子さんが将来もっと深く学ぶきっかけとなるかもしれません。学びの楽しさを体験させたい方、是非手に取って見てください。