祝!NTLive『欲望という名の電車』劇場公開記念イベント
絶賛公開中のNTLive『欲望という名の電車』が、興味深いトークイベントを開催しました。このイベントでは、著名な英文学者で戯曲翻訳家の小田島恒志さんと、同じく翻訳家として活躍する小田島創志さんが、テネシー・ウィリアムズの作品について深く掘り下げた内容をお届けしました。
このイベントは、座席販売が開始されると同時に瞬く間に予約で満席となり、当日の熱気を一層高めました。小田島恒志さんは、以前蜷川幸雄氏の演出で翻訳を手掛けた『欲望という名の電車』を基に、その際の貴重なエピソードを交えながら、作品に込められた数々の知識を紹介しました。司会も務めた小田島創志さんは、ウィリアムズの独特なト書きや彼の脚本に見られる特徴についても解説し、観客を魅了しました。
特に、ジリアン・アンダーソンの主演による最新の舞台版に焦点を当て、彼女の演技力や表現力を称賛する声も聞かれました。テネシー・ウィリアムズの作品の背後に隠された創作の意図や、その魅力を再発見する貴重なひとときとなりました。
この模様を収録した動画も公開されていますので、イベントの雰囲気をぜひビデオで楽しんでください。この機会に『欲望という名の電車』を再度深く味わうチャンスです。
映画館では、テネシー・ウィリアムズの傑作をその目で確かめることができます。TOHOシネマズ日比谷では、8月2日から8月7日までの間、連日上映が続きます。上映スケジュールをチェックし、ぜひ足を運んでみてください。
- 8/2(土) 19:25〜
- 8/3(日) 19:25〜
- 8/4(月) 19:00〜
- 8/5(火) 19:40〜
- 8/6(水) 19:00〜
- 8/7(木) 19:00〜
- 8/2(土)〜8/7(木) 16:00〜
小田島恒志さんは早稲田大学の教授として、テネシー・ウィリアムズを中心に数多くの戯曲を翻訳してきた名翻訳家です。一方、小田島創志さんも20世紀の英国演劇に精通し、華やかな業績を持つ翻訳家です。彼らの知識と経験を体感できるイベントは、参加者にとって貴重な時間となったことでしょう。
ウィリアムズの『欲望という名の電車』は、ヴィヴィアン・リーやマーロン・ブランドが出演した映画版でも知られ、再び新たな解釈のもとで鑑賞できることに大きな期待が寄せられています。ジリアン・アンダーソンの演技は、2023年の演劇界でも高く評価されており、その熱演を観ることで新たな感動が得られること請け合いです。
ぜひ、映画館で『欲望という名の電車』の素晴らしい舞台を体験してみてください。