『このミス』大賞発表
2025-10-01 15:14:58

第24回『このミステリーがすごい!』大賞結果発表!新たな作家たちが登場

新たな才能、登場!第24回「このミステリーがすごい!」大賞発表



日本のミステリー文学界に新たな才能が加わりました。2023年に行われた第24回『このミステリーがすごい!』大賞では、応募作品461点から厳選された作品の中で、犬丸幸平氏の『龍犬城の絶対者』が栄冠に輝きました。この大賞は、株式会社宝島社が主催し、ミステリーとエンターテインメントの作家育成を目的として2002年に設立されたもので、過去にも著名な作家たちを輩出しています。

大賞受賞作品『龍犬城の絶対者』



犬丸氏の作品は、1920年代の中華民国を舞台にした歴史ミステリー。その概要は、北京の紫禁城に住む元皇帝が水墨画の先生として日本人絵師・一条剛を雇い、実は城に眠る水墨画を贋作にすり替え、真作を売却して復興資金を集めようとする物語です。
一条剛は、元皇帝と共に数々の謎を解く中で、友情を育んでいく姿が描かれています。選考委員からは、「ユニークな歴史ミステリー」として高く評価されました。
また、大賞には1200万円の賞金が贈られ、作品は2026年1月から書籍として販売される予定です。

文庫グランプリ受賞作



さらに、今年の文庫グランプリでは、二作品が選ばれました。宮島明道氏の『馬と亀』と四島祐之介氏の『アナヅラ様の穴場』です。

宮島明道の『馬と亀』



宮島氏は、警察署の新米刑事が盗難事件を追う中、予期しない運命の交差を描いた作品で、選考委員からは登場人物の成長やドラマの展開が評価されています。

四島祐之介の『アナヅラ様の穴場』



四島氏の作品は、異形の者が女性をさらうというホラー要素を融合させたミステリーで、その独自の着眼が高く評価されています。

新たな時代の幕開け



今回の受賞作はどれも、これからのミステリー文学界に新しい風を吹き込む可能性を秘めています。参加作家たちが持つ独自の視点と物語性は、多くの読者に愛されることでしょう。受賞者へのインタビューも行われるとのことですので、ぜひ今後の動向から目を離さず注目していきたいと思います。

エンターテインメントシーンへの影響



「このミステリーがすごい!」大賞は、毎年新しい才能を発掘する場として位置づけられており、著名作家を輩出する重要な存在です。今回も多くの注目作家が誕生し、ミステリーというジャンルに新たな息吹を与えることとなるでしょう。

受賞者コメント



受賞者の犬丸氏は、浅田次郎氏の作品に触発されて執筆を決意したと語り、執筆の過程や思いを述べました。また、宮島氏と四島氏もそれぞれの感謝の意を表明しており、今後の活躍が期待されます。

次回以降の『このミステリーがすごい!』大賞も、新たな作家や素晴らしい作品が登場することでしょう。これからの展開に、私たちも注目し続けたいと思います。


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