令和7年秋の火災予防運動：和歌山市の安全を守る取り組み

令和7年秋の火災予防運動のご紹介

和歌山市では、火災が発生しやすい季節を迎えるにあたり、火災予防思想の普及とともに、地域の安全を特に高齢者の方々へ意識づける活動を行っています。これに伴い、令和7年秋の火災予防運動が11月9日から11月15日までの期間に実施される予定です。この運動の目的は、火災の発生を防ぎ、財産の損失や生命の危険を少しでも減らすことにあります。

実施期間と防火標語

この運動では、全国統一の防火標語「急ぐ日も　足止め火を止め　準備よし」が掲げられています。また、和歌山市独自の防火標語として「ひろげよう　防火の絆で　火災ゼロ」が用意され、防火意識を地域全体で高めるよう呼び掛けています。

住宅防火のポイント

和歌山市消防局は、各協力団体と連携して「住宅防火　いのちを守る　10のポイント」を掲げ、火災予防の広報や住宅用火災警報器の設置についての重要性を啓発します。このポイントでは、日常生活の中で簡単に実践できる防火対策が紹介されており、家庭での火災防止を実現する手助けとなるでしょう。

防火イベントの開催

さらに、この運動を盛り上げるために、11月8日には和歌山城西の丸広場で「秋の火災予防運動スタートキャンペーン」が開催されます。このイベントでは、和歌山市消防音楽隊と幼年消防クラブの園児たちによる演奏が行われ、地域の人々に火災予防の重要性を楽しく伝えることを目的としています。音楽とともに笑顔が溢れ、しっかりと火災予防のメッセージが届けられる場となることでしょう。

安全に備えた地域づくり

火災予防運動は一過性のイベントで終わるものではなく、地域全体で火災のリスクを意識し、対策を行う必要があります。和歌山市では、消防局が提供する各種情報や支援サービスを通じて、地域の皆さんが協力し合い、安全に暮らせる環境を構築することを目指しています。

この運動を機に、皆さまも地域の防火について考え、行動を起こしていただければと思います。自助と共助の精神で、火災のない安心な和歌山市を一緒に創り上げていきましょう。以上が令和7年秋の火災予防運動の概要です。詳しい情報は和歌山市消防局の公式ウェブサイトをご覧ください。