CS衛星劇場で斎藤寅次郎監督特集が放送!
日本映画界に多大な影響を与えた映画監督、斎藤寅次郎の生誕120年を祝う特集がCS衛星劇場で行われます。この特集では、彼が手掛けた名作映画が放送されるほか、特に「子宝騒動」と「明け行く空」の活弁トーキー版がテレビ初放送されるということで、映画ファンだけでなく、一般の視聴者にも楽しんでもらえる内容となっています。
斎藤寅次郎監督の功績
斎藤寅次郎監督は1905年に生まれ、長いキャリアの中で200本以上の映画を制作しました。彼の作品は、当時の社会情勢や文化を色濃く反映しており、特にコミカルな要素を取り入れた娯楽作品で知られています。今回の特集では、松竹時代の映画を中心に全9作品が放送される予定です。
主な放送作品
- 放送日: 2月17日(月)午後8:15~他
- 貧しい家族の奮闘を描いたスラップスティック・コメディ。字幕なしで楽しむことができ、弁士の佐々木亜希子さんの解説と永田雅代さんのピアノ演奏で彩られます。
- 放送日: 3月6日(木)午後0:15~他
- 日本初の女性脚本家水島あやめが脚色した心温まる母娘の物語。こちらも活弁トーキー版として視聴可能です。
その他のラインナップ
特集には、美空ひばり主演の「ラッキー百万円娘」や、テレビ初放送となる「腰抜け狂騷曲」「花の二十八人衆」など、注目の作品がズラリと並びます。それぞれが持つユニークな魅力や時代背景を知ることで、視聴者はより深く映画の世界を楽しむことができるでしょう。
活弁と音楽の融合
弁士の佐々木亜希子さんと永田雅代さんの演じる活弁は、映画の魅力を一層引き立てます。活弁は古典的な映画体験を再現するもので、弁士が生き生きとしたナレーションを伴い、観客を映画の世界に引き込みます。この機会に、当時の観客が体験したであろう映画の醍醐味をぜひ堪能してください。
特集の詳細情報
今回の特集は、CS衛星劇場での独占放送です。ファンの方々や映画を愛するすべての人にとって、貴重な機会となります。特集や各作品についての詳細は公式ウェブサイトでご確認いただけますので、ぜひチェックしてみてください。
「斎藤寅次郎監督生誕120年」詳細はこちら
この機会に、斎藤寅次郎監督の映画を通じて日本の映画史を振り返り、その魅力に再触れ合いましょう!