新著『百年の短歌』が10月22日に発売
著名な歌人、三枝昻之さんが手掛けた短歌入門書『百年の短歌』が2023年10月22日に発売されます。この本では、近現代を代表する105首の短歌が厳選され、それぞれにわかりやすい解説がついています。これは、短歌を愛するすべての人々に向けられた特別な一冊です。
短歌と著者の実績
三枝昻之さんは、解説だけでなく宮中歌会始の選者を務めるなど、歌壇において確固たる地位を築いている歌人です。また、数々の短歌史を題材にした著作でも知られており、豊富な知識と経験から短歌の本質を掘り下げ、読者にとって魅力的なアプローチを提供します。
推薦の声
俵万智さんや穂村弘さんの推薦も注目されています。
- - 俵万智さんは「短歌史に精通した著者ならではの豊かな鑑賞」と称賛し、近現代短歌を楽しむ助けになると語っています。
- - 穂村弘さんは「最高の読み手を通して短歌の中にあの日の空や風が甦る」と、その感動的な体験を伝えています。
このように、著名な短歌の先達たちからも高く評価される一冊に仕上がっているのです。
書籍の内容と特徴
本書は、短歌が日本人の心のふるさとであるというテーマのもと、森鴎外や樋口一葉、宮沢賢治など、親しみ深い詠み手からの105首が収められています。これにより、短歌が日常生活と密接に結びついた表現であることを再認識させてくれます。また、正岡子規の短歌革新から始まった短歌の変遷も概説し、作歌への具体的なヒントも得ることができる内容となっています。
読者へのメッセージ
三枝さんは、本書を通じて短歌の持つ魅力を多くの人に伝えたいと考えています。短歌は1300年以上の歴史を持ちながら、今のネット社会でも多くの人に親しまれる詩形でもあります。
古いものと新しいものが融合した短歌の世界を、この一冊で実感していただければ幸いです。短歌業界の第一人者から学ぶことで、読者自身の詩的感性も刺激されることでしょう。
書籍情報
- - タイトル: 百年の短歌
- - 著者名: 三枝昻之
- - 発売日: 2023年10月22日
- - 定価: 1,200円(税込)
- - URL: 新潮社
この本は、短歌を始めたい方や、短歌の魅力を再発見したい方にとって、まさに待望の一冊となることでしょう。ぜひ手に取って、その深い世界を探求してみてください。