宇宙を舞台にした壮大な叙事詩が再び!
今年の5月、いずみノベルズから新作『パラレイドデイズ3 蘇る記憶の向こうへ』が登場します。この作品は、長物守氏の手掛ける人気シリーズの第三章であり、イラストはけんこ氏が担当しています。読者は常に進化する物語に夢中になることでしょう。
物語の舞台と主人公
本作の舞台は、北海道の崩壊後の数ヶ月を経た青森校区。主人公である摺木統矢は、かつて敵との激しい戦いで傷ついた自らの機体【氷蓮】の修復に取り組んでいます。仲間との絆を深めつつ、彼の心の中には消えない怒りと後悔が渦巻いています。
しかし、新たな脅威が迫っています。人工天体から降り立つ熾天使・メタトロンが、再び地球への侵略を目論んでいるのです。ここから、物語はさらに壮大な局面へと突入します。
宇宙への旅立ち
物語の進行とともに、主人公たちは新兵器【樹雷皇】を駆使し、宇宙へと飛び立ちます。彼らは待ち受ける敵と再び対峙しなければなりません。戦場では亡霊のような宿敵が立ちはだかり、彼らとの過去の記憶や、語られることのなかった出来事が明らかにされていきます。
特に、彼がかつて失った少女、更紗れんふぁが再び姿を現し、統矢に語りかけてくる場面は心に強く響くことでしょう。心の通じ合いが始まった五百雀千雪との関係も、物語を色濃く彩ります。
さらなる挑戦と感情の葛藤
「その日」を越えるために闘う統矢。彼の胸には、再び誰も失わないための強い決意が宿っています。彼の戦いは、決して一人では成り立たないものであり、仲間との絆が重要な鍵となります。
重力の檻【ケイジ・グラビティ】が空を切り裂くとき、少年は再び「人類の命運」をその掌に握ることとなります。この物語は、彼と仲間たちがどのように未来への道を切り開くのか、一瞬たりとも目が離せない展開を見せてくれるでしょう。
著者・イラストレーターについて
長物守氏は、2012年にデビューしたライトノベル作家で、多様なジャンルで活躍しています。ロボットやファンタジーを中心に、SFやラブコメと手広く活動する彼の作風は、読者からも評価されています。
一方、イラストレーターのけんこ氏は、2021年からフリーランスとして活動を始め、主にTCGやソシャゲに作品を提供している多才なアーティストです。
総括
『パラレイドデイズ3 蘇る記憶の向こうへ』は、壮大な宇宙戦争と人間ドラマを融合させた期待の新作です。多くの読者の手に渡る日が待ち遠しい限りです。出版日は2025年5月30日、定価は電子書籍版1,300円(税別)、印刷書籍版2,000円(税別)です。ぜひこの機会に、最新の物語に触れてみてください。