株式会社アマナが初の書籍『between us』を刊行しAIと創造性の関係を探る

アマナ、クリエイティブチームEVOKEが書籍『between us』を発表

株式会社アマナは、社内のクリエイティブチーム「EVOKE」が手掛けた初の書籍『between us ～私たちはAIと、創造性を問い直す～』を2025年7月7日に刊行することを発表しました。この書籍は、生成AIの普及初期からその可能性を探求し、実践的な取り組みを通じて得た知見をまとめたものです。

書籍の概要

この『between us』は、AIを創造のプロセスにどのように取り入れていくかをテーマにしています。EVOKEが積み重ねてきた実践と対話をもとに、クリエイターや研究者、企業との関わりの中で見えた創造性の本質を掘り下げています。

特に、AIを単なるツールとしてではなく、創造のパートナーとしてどのように位置づけるかについて多角的な視点から考察しています。生成AIとクリエイティブなプロセスの関係を深く探るこの書籍は、これからのクリエイターたちにとって貴重な指針となるでしょう。

書籍の特徴

1. 多彩なゲストとの対談

本書には、多様な世代や領域から集まったクリエイターたちとの対話が収められています。曽根原健一や夢眠ねむ、萩原幸也らが登場し、生成AIをテーマに繰り広げられる率直な意見や議論は、読者に新たな視点を提供します。

2. AIとクリエイティブの実例

本書では、EVOKEが関与した4つの企業とのプロジェクトを紹介します。ここでは、生成AIをどのように活用し、ブランド課題にどのように対処していったかを具体的に示しています。実際の対談を通して、AIを活用する際の試行錯誤や成功体験が浮き彫りになります。

3. 実践的なAIテクニック集

書籍の購入特典として、EVOKEが手がけたデジタルZINE『prompts〜DIALOGUES with AI』が提供されます。このZINEでは、ChatGPTやMidjourneyなどのツールの使い方や、AIとの対話に必要な思考設計、プロンプトの構造について詳しく解説されています。

誰におすすめか

- 生成AIの導入を検討しているデザイン組織のマネジメント層
- AIとクリエイティブに興味がある企業の担当者
- 実際に生成AIを活用するクリエイターの方々

出版記念イベント

さらに、本書の出版を記念して、2025年7月8日にはEVOKEによるトーク＆展示イベントが開催される予定です。このイベントは、生成AIと人間のクリエイティブな感性が交差する現場を共有し、参加者同士での対話を通じて、新たな創造性の可能性を探求する場となります。第一線のクリエイターたちが、この新しい時代の創造性に関する思いや葛藤を共有する貴重な機会です。

まとめ

『between us』は、AIと人間の創造性を問い直す重要な一冊です。新しい時代において、AIとの関わり方や創造のプロセスを見つめ直すことで、より豊かなクリエイティブを生み出すためのヒントを見つけられることでしょう。7月7日に発売されるこの書籍が、多くのクリエイターにとって刺激的であることを期待しています。