流域と海の再生トーク
2025-10-21 13:11:08

流域から考える『海の再生』をテーマにしたトークイベントが逗子で開催

逗子で開催、『海の再生』に向けたトークセッション



2025年11月29日、神奈川県逗子市の逗子文化プラザ なぎさホールで「『海の再生』につなげる流域まちづくりトークセッション」が開催されます。このイベントは、海洋環境問題に対する意識を高めることを目的としており、専門家や海女が登壇し、視点や知見を共有します。参加は会場とオンラインの両方で可能で、後日アーカイブ配信も予定されています。

背景と課題



地球温暖化による海水温の上昇は、海藻や海洋生物の減少をもたらし、「海の砂漠化」という問題を引き起こしています。さらには、人間の土地利用が原因で水循環が滞り、陸域から海への栄養供給ができていないことも指摘されています。特に2019年の東日本台風以降、国土交通省は流域治水の重要性を認識し、持続可能なまちづくりに向けた取り組みが進められていますが、時には企業のグリーンウォッシュも見受けられ、地域の特性を理解する必要性が求められています。

このトークセッションでは、専門家たちによる「流域思考」の紹介や、陸地から海へと流れる水の循環について学ぶ貴重な機会が提供されます。これにより、暮らしやまちづくりにおける環境保全や自然との共生を促進する実践を目指します。

プログラム詳細



イベントは、12:30から開始し、第一部では柳瀬博一氏(東京科学大学教授)と小路淳氏(福井県立大学教授)がそれぞれの研究テーマを基にしたプレゼンテーションを行います。その後、休憩を挟み、第二部ではパネルディスカッションが行われ、海の再生に向けた具体的な施策について話し合われます。

登壇者プロフィール


  • - 柳瀬博一氏: 流域保全活動に長年関わり、「流域思考」の普及に尽力。
  • - 小路淳氏: 水圏資源生態学の専門家で、海洋生態系におけるサービスを研究。
  • - 鈴木直美氏(海女、デザイナー): 自ら海女として働きながら、環境問題への意識を広げる活動を行っている。
  • - 天白牧夫氏: 環境問題に取り組む市議会議員で、地域の自然保護活動を展開。
  • - 清野聡子氏: 環境社会部門の准教授で海岸環境に関する専門知識を生かし、若い世代の教育にも取り組む。

参加費用


  • - 会場参加:
- 大人: ¥5,000
- 学生: ¥2,000
- 障がい者: ¥2,000
- 中学生以下: 無料

  • - オンライン参加:
- 大人: ¥4,000
- 学生: ¥1,500
- 障がい者: ¥1,500

参加者には、特典として「海女研究者に聞く、海に関する動画の視聴リンク」が提供されます。

最後に


このイベントは、海や環境問題に興味のある方々や企業、行政関係者を対象にしており、地域の特性を生かした流域に根ざした活動を通じて、持続可能な未来を考える場となります。ぜひ参加して、知識を深め、意見を交わしましょう!


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