夏の祭りがテーマの新作絵本『きんぎょだいさくせん』
株式会社白泉社より、まつながもえ作の新作絵本『きんぎょだいさくせん』が、2025年6月3日(火)に発売されます。この新たな作品は、楽しい夏の風景とお祭りの情景が色鮮やかに描かれており、親子での読み聞かせにぴったりな内容です。
物語のあらすじ
物語は、お祭りを迎える特別な日から始まります。しかし、金魚すくいのお店の店主が風邪をひいてしまったため、代わりにお店で留守番をすることになったのが、金魚たちの仲間、でめきんのめめたちです。みんなで力を合わせてお店を盛り上げる彼らは、果たして無事にお客さんを楽しませることができるのでしょうか?
さまざまなお客さんたちと触れ合いながら、子供たちにお祭りの楽しさや友情、協力の大切さを伝えています。イラストも華やかで目を引き、夏の訪れを切々と感じさせてくれます。
絵本の特徴と魅力
本作『きんぎょだいさくせん』は、特に色使いが豊かで、見ているだけでワクワクするような魅力があります。明るい色調のイラストは、子供だけでなく大人も楽しむことができる内容となっており、思い出の夏を振り返える良い機会にもなります。
また、まつながもえの絵本はキャラクターの魅力も素晴らしく、特にでめきんのめめたちは、母性本能をくすぐるほどあどけなく可愛い姿が描かれています。各キャラクターには個性があり、まるで生きているかのように物語に命を吹き込んでいます。
過去の作品について
そして、まつながもえといえば、「第10回創作絵本グランプリ」を受賞した『からっぽのにくまん』も忘れてはいけません。この絵本は、主人公のにくまんが、何も詰まっていないからこそひたすら中身を求めてさまよい、様々な飲食店を巡る姿が描かれています。独特の発想に、子供たちだけでなく大人も思わず笑顔になります。
このように、まつながもえは多岐にわたる作品で多くの読者を楽しませてくれる作家です。特に最近の作品においては、キャラクターのデフォルメ技術や色彩感覚が光り、手に取って読みたくなるものばかりです。
書籍情報
新作の『きんぎょだいさくせん』は、定価1430円(本体1300円+税10%)で販売されます。ISBNコードは9784592763673で、シリーズ名は「MOEのえほん」の一環です。また、詳細情報については白泉社の公式サイトでも確認することができます。
おまけとして、現在発売中の『からっぽのにくまん』も合わせて読んでみることをお勧めします。どちらの作品も、まつながもえのユーモアあふれる世界が楽しめる一冊です。