札幌テレビ放送が新たにドローンショー市場へ本格参入

札幌テレビ放送、ドローンショーの新局面に挑む

札幌テレビ放送株式会社（STV）は、北海道の新しいエンターテインメントを創出するため、株式会社ノースドローンショー（NDS）への資本参加を決定した。この取り組みによって、STVはドローンショービジネスへの本格的な参入を果たす。これにより、自社イベントの充実だけでなく、地方公共団体や企業との協力を通じて、北海道の美しい夜空を彩る新たなプロジェクトが推進されることが期待されている。

資本参加の目的

STVとNDSはこれまでもパートナー契約を結び、道内でのドローンショーの実施を共同で行ってきた。しかし、今回の資本参加により、両者の関係はより強固なものとなる。ドローンショーは、環境への負荷が少なく、表現の自由度が高いため、世界中で市場が急速に拡大している。国内においても、従来の花火に代わる新世代のエンターテインメントとして注目を集めている。

NDSは北海道の上士幌町を拠点にしており、ドローンの輸送コストを抑える強みを持つ。STVの優れたコンテンツプロデュース力と、NDSの高度なドローン制御技術、さらには演出に関する専門知識を組み合わせることで、北海道全体の皆様に安全で高品質なドローンショーを提供することを目指す。

ドローンショー専用事務局の設立

今回の資本参加に関連して、STV社内に新たにドローンショー専用の事務局を設けることも発表された。この事務局では、過去のドローンショーの情報や問い合わせのためのフォームがウェブサイトに掲載される予定だ。これにより、STVとNDSは連携を強化し、北海道内でのドローンショー事業をさらに展開していく方針だ。

ドローンショーに関する詳細はこちらから確認できる。