新刊書籍『部下からの逆パワハラで“もう無理”と思ったときに読む本』のご紹介
株式会社日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)から、6月20日(金)に新刊『部下からの逆パワハラで“もう無理”と思ったときに読む本 悩める上司への処方箋』が発売されます。本書は、逆パワハラに縛られる上司が自信を取り戻し、より良い職場風土を築くための必携ガイドです。
逆パワハラの深刻化
最近、職場におけるハラスメント防止の法律が整備され、上司の行動には注目が集まっています。そんな中、部下から上司に対する逆パワハラの問題も顕在化しています。それに伴い、上司たちの悩みも増しており、「部下は守られる存在」という考え方が根強く、声を上げにくい状況が続いています。本書では、この現実的な問題に対し、具体的な対策を示しています。
本書の特徴
本書は、逆パワハラに苦しんでいる上司向けに、実践的なコミュニケーション術や、世代間のギャップへの対策、自己防衛の手段を詳しく解説しています。特に「上下関係」が揺らぐ時代において、上司が孤立せずに問題を乗り越えるための知恵が詰まっています。
パワーハラスメントの分析
まず本書では、パワーハラスメントの類型を整理し、逆パワハラとの違いを明確にします。「職場において行われる優越的な関係を背景とした言動」が定義されており、これに基づいて類型化されたパワハラとその影響を理解することが重要です。
逆パワハラの3パターン
本書では、逆パワハラを3つの典型パターンで分類しています。これにより、問題への理解が深まります。
- - 奇襲型:突発性が高い
- - 反抗型:継続的な攻撃
- - 排斥型:陰湿な手口
この3つのパターンを理解することで、上司は抱える心理的ダメージを把握し、その対処法を学ぶことができます。
タイプ別の対応策
さらに本書では、逆パワハラのパターンに基づいた具体的な行動特性と対応策を提示しています。「自己防衛的」「感情的」「心理操作タイプ」など部下のタイプに応じたアプローチも紹介され、効果的な切り返しフレーズも多数提供されます。これにより、部下との健全な関係を再構築できるようになります。
著者紹介
著者の加藤京子氏は、H・Rサポートの代表として活躍しており、社会保険労務士としての豊富な経験を持っています。約20,000人の管理職と向き合ってきた実績から、多くの知見を本書に反映しています。
書籍詳細
- - タイトル:部下からの逆パワハラで“もう無理”と思ったときに読む本 悩める上司への処方箋
- - 著者:加藤京子
- - 発売日:2025年6月20日(金)
- - 価格:1,870円(税込)
- - 出版社:株式会社日本能率協会マネジメントセンター
- - 頁数:256ページ
この本は、逆パワハラに悩む上司にとって、貴重な道標となること間違いなしです。