新たな文化発信の拠点、三洋堂書店に24時間ギャラリーオープン！

名古屋市に位置する三洋堂書店よもぎ店が、ユニークな文化発信の場として「24時間ギャラリー」をオープンしました。この新しい試みは、三洋堂ホールディングスが運営するスマート無人営業店舗にて展開され、名古屋を拠点に活動する写真家HASEO氏の作品を特集します。

24時間ギャラリーの魅力

「24時間ギャラリー」は、仕事や学校の帰りにふらりと立ち寄れる便利なギャラリーです。HASEO氏の作品が展示されるこのスペースでは、27点のアート作品が紹介され、その中には限定ARTポスターも含まれています。これにより、アートが日常生活の中に取り込まれる新たなスタイルが提案されています。

展示は2025年3月6日から3月26日まで行われており、訪れる人は自由にアートを楽しむことができます。特に、長時間の営業が可能なこの書店では、朝早くや深夜など、各自のライフスタイルに合わせた訪問が可能です。

書店の新しい価値

この企画の背景には、書店が直面する集客や紙媒体への理解といった課題があります。HASEO氏は「このギャラリーが、アートをもっと身近にし、地方でも楽しむ機会を増やす第一歩であることを願っている」と語っています。書店自体をアートの発信地として再定義し、地域の文化を豊かにすることを目指しています。

スマート無人営業の試み

三洋堂書店の「スマート無人営業」は、画期的な顔認証システムを採用し、24時間営業を実現しています。これにより、多くの客がストレスフリーで入店でき、静かな環境でじっくりと本を選ぶことができると高い評価を受けています。この新しいスタイルは、地域の文化発信地としての書店の役割を強化するもので、全国各地で増えている書店の無い自治体への対策ともなり得るのです。

HASEO氏のアート作品

HASEO氏は、名古屋を拠点にする創作写真家で、その作品は全て自然の生花を使用しており、独自の世界観を展開しています。彼は「僕自身がクリエイターとして作品を楽しむことができ、その作品を他の人に提供することができるのは、本当に素晴らしい」と述べ、この取り組みの意義を強調しています。さらに、アートが生活の中に溶け込むことで、地域文化の振興にも寄与すると考えています。

まとめ

「24時間ギャラリー」は、新しい形の書店運営とアートの融合を実現するプロジェクトです。名古屋における文化的な拠点として、三洋堂書店はこれからも地域に根付いた活動を展開し、アートを通じた新しい価値を提供することを目指します。ぜひ、名古屋市名東区の三洋堂書店よもぎ店へ足を運び、HASEO氏のアートを体験してみてください。新たな時代の書店の姿を見つけられることでしょう。