シュールな映画特集
2025-12-03 10:54:23

年末のひとときに贈るシュールな映画の数々

年末のひとときに贈るシュールな映画の数々



オンライン映画館「ブリリア ショートショートシアター オンライン(BSSTO)」が、年末の時期に非日常感を味わえる「シュールなアニメーション特集」を12月3日より配信開始します。この企画は、現実がゆるむ12月に不思議でおかしな夢の世界を呈示するプログラムです。特集には、2025年にアカデミー短編アニメーション部門で受賞した作品を含む、四つの短編アニメーションがラインナップされています。

独創的なラインナップ



特集で紹介されるのは、『イトスギの影の中で』(イラン)、『バケツの中のギター』(韓国)、『テニスとオレンジ』(アメリカ)、そして『フィッシュ・リヴァー詩集』(フィンランド)の四作品。これらの作品は、いずれも独特な世界観を持ち、見る人に深いメッセージを届けます。

  • - 『イトスギの影の中で』 では、静かな海辺で暮らす父と娘の物語が描かれています。父は過去の記憶に囚われつつも、娘と共に過ごす日々の中で小さな救いを見出す瞬間が描かれます。彼らの静かな時間は、影と光のあわいに揺れる感情を想起させます。

  • - 『バケツの中のギター』は、自動販売機で何もかもが手に入る世界で、ギタリストを夢見る少女の葛藤を描いています。夢を追い求める姿には、観る者の胸に響くエネルギーが詰まっています。

  • - 『テニスとオレンジ』は、パンデミック中に孤独を抱えるロボットが古い記憶と向き合う姿が描かれ、楽しさと同時にその深いテーマも感じます。どこか親しみやすいキャラクターたちが、観客の心を揺さぶることでしょう。

  • - 『フィッシュ・リヴァー詩集』では、閉店間際のスーパーの鮮魚コーナーで、魚たちが人生を振り返るなどのユーモアが描かれています。この短編では、待つという行為が人生の小さな発見に繋がることを教えてくれます。

さらに、特集の第二弾として、12月11日からはエストニア発のクリスマス作品『クリスマス・デイ』が配信されます。この作品では、賑やかなクリスマスパーチーを舞台に、主人公のピアが異なる世界に扉を開き、新たな喜びを見出します。

BSSTOの魅力



BSSTOは、国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」によって選ばれた作品を、毎週水曜日に配信しています。2008年から2017年まで横浜みなとみらいに存在した映画館のブランドを引き継ぎ、2018年からスタートしました。会員登録を行えば、常時約12作品を無料で視聴することが可能で、映画を通じて人々の心に寄り添うことを目指しています。回を重ねるごとに洗練された短編映画を楽しみ、その魅力を日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。

年末の特別なひとときに、BSSTOのシュールなアニメーション特集をぜひお楽しみください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

関連リンク

サードペディア百科事典: ショートフィルム アニメーション BSSTO

トピックス(映画)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。