映画『香港から来たダイアナ』が池袋でついに初上映！

映画『香港來的Diana～香港から来たダイアナ』について

映画「香港來的Diana～香港から来たダイアナ」が、ついに日本での初上映を迎えます。本作は、2024年5月24日から池袋シネマ・ロサで限定上映され、世界中の映画祭で36の受賞歴を持つ独自の作品です。製作者の藤本直樹氏が3年の歳月をかけて一人で手がけたこの映画は、低予算の自主制作ながら、その迫力と内容から多くの観客に感動を与えることでしょう。

映画の背景

本作は2019年から2020年にかけての香港の民主化デモに触発され、香港の「一国二制度」の崩壊と、現在の日本における就職氷河期世代（ロスジェネ）の問題を同時に描いています。主演には香港出身のダイアナ・佐藤（Diana Sato）が、そして日本人男性の長安拓（Taku Nakamura）が登場し、リアルな異文化交流を表現しています。

映画は、現実に影響を与える問題を真摯に描いたドキュメンタリードラマです。

あらすじ

主人公の佐藤ダイアナは、香港から日本に移住し、息子のエイジと共に生活をしています。彼女は副業として中国語の教室を開くことにし、その教室に参加するのが、就職活動に苦しむ日本人の長安拓です。長安はダイアナの影響を受け、次第に日本だけでなく世界へ目を向けるようになります。しかし、彼女の故郷では深刻な社会問題が進行中…という緊迫したストーリー展開が魅力です。

公開情報

限定上映は2024年5月24日から5月30日までの1週間。音声は日本語と広東語で、字幕付きの上映が予定されています。映画の上映情報や時間は、5月20日頃に劇場公式サイトで発表される予定です。見逃せないこの機会にぜひ劇場に足を運んでいただきたいと思います。

劇場情報

上映は池袋シネマ・ロサで行われます。東京都豊島区に位置し、アクセスも良好。詳しい情報は公式サイトで確認できます。

池袋シネマ・ロサ公式サイト

制作・監督の想い

映画の制作・監督を務めた藤本直樹氏は、この作品を通じて、国家による言論の自由の制約と、個人が直面する問題について観客に考えさせたいと述べています。「香港の問題は中国の問題です」というヒロインのセリフは、彼の強いメッセージが込められています。

様々な映画祭での評価も高く、今後の賞獲得の可能性も大いに期待されており、見逃せない作品です。

ぜひこの機会に、映画『香港來的Diana～香港から来たダイアナ』を観ることで新たな視点を得てみてはいかがでしょうか。情報を共有し、この作品の広がりを支えましょう！