現代中国演劇の名作『非常麻将』を日本人キャストで初上演！
現代中国演劇の名作『非常麻将』が日本で初上演
新進気鋭の演劇ユニット「三人之会」が、2025年に中国の名作『非常麻将（フェイチャン・マージャン）』を日本人キャストで上演することが決まりました。今回の公演は、東京と横浜の二都市で実施されます。
公演情報
- - 東京公演
会場: シアター･バビロンの流れのほとり（東京都北区豊島7-26-19）
- - 横浜公演
会場: 神奈川県立青少年センター スタジオHIKARI（神奈川県横浜市西区紅葉ケ丘9-1）
チケットは2025年6月24日（火）0:00から、カンフェティにて販売スタートします。詳細な購入手続きはこちらをご覧ください。
作品の背景
『非常麻将』は2000年に北京で初演された作品で、現代人が抱える不安や無力感を描き、多くの観衆の共感を得ました。その後、日本でも数回にわたり訪日公演が行われ、素晴らしい反響を呼んでいます。これまでの公演では、日本語字幕付きの中国語上演でしたが、今回は初めて日本人キャストによる日本語訳による上演となります。この新たな試みは、今後の演劇交流の扉を開くことでしょう。
物語のあらすじ
物語はマンションの一室で始まります。そこでは義兄弟である3人の男たちが雀卓を囲んでおり、最後の一局でそれぞれの人生をやり直す約束をしています。しかし、二番目の義兄が現れず、苛立ちを紛らわせるために彼について語り始めます。しかし、その語る内容が少しずつ食い違っていて……。果たして老二はどうなったのか？そして、このゲームの行く先に待つ結末とは？
演出と出演者
演出は、奥田知叡が手掛けます。警戒と期待を持って望まれる今回の公演には、今井聡、牧凌平、谷津恒輝、田中綸といった実力派が出演。観客は、彼らの繊細な演技を通じて、劇中の深いテーマに引き込まれることでしょう。
三人之会とは？
「三人之会」は、演出家・奥田知叡を中心に、現代中国演劇や能を題材にした領域横断型の舞台藝術作品を創作しているユニットです。2022年に設立され、新たな表現を模索し続けています。
この『非常麻将』の上演を通じて、既存の枠を越えた演劇の可能性を探求し、観客に新たな感動を届けることを目指しています。
チケットは6月24日から前売り開始となりますので、ぜひチェックしてみてください！
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