高槻ジャズストリートと富田ジャズストリート、音楽で街を彩る大イベントの魅力

高槻ジャズストリートと富田ジャズストリート

毎年ゴールデンウイークを彩る日本最大級の音楽イベント「第27回高槻ジャズストリート」と「第7回富田ジャズストリート」が、今年も5月3日（土・祝）と4日（日・祝）の二日間、高槻市内全69会場で開催されます。このイベントでは、国内外から約800組のアーティストが集結し、観客に素晴らしい音楽体験を提供します。

壮大な音楽の祭典

両ジャズストリートは、国内外の多彩なアーティストによるライブ演奏が無料で楽しめる特別な機会です。開催される場所は、公園や広場、学校、神社、さらにはバーやライブハウス、飲食店まで多岐にわたり、街全体が音楽に包まれます。例年、10万人以上の観客が訪れるこのイベントは、音楽を通じて「高槻を、音楽があふれる楽しいまちにしよう」という理念のもと、平成11年から始まっています。

新たに始まった富田ジャズストリートは、令和元年から高槻ジャズストリートからのれん分けされ、多くの地元の人々や観光客に愛されてきました。高槻市はこのイベントを通じて、地域の音楽文化を発信し続けています。

ボランティアの力

イベントの企画・運営は、すべてボランティアの実行委員会によって行われています。ミュージシャンとの出演交渉や会場設営など、準備は数か月にも及ぶ大掛かりなプロジェクトです。運営資金は、オリジナルTシャツの売り上げや企業の協力金から集められています。このように、地域の人々の思いが詰まったイベントだからこそ、入場はすべて無料という点が貴重です。

音楽以外の楽しみ

高槻ジャズストリートと富田ジャズストリートでは、音楽以外の楽しみも盛りだくさんです。フリーマーケットやキッチンカーの出店があり、訪れる人々は掘り出し物を探したり、美味しい食べ物を楽しんだりしながら、音楽と共に楽しいひと時を過ごせます。家族連れから友人同士、音楽好きな人々まで、幅広い層が集まることで、より賑やかな雰囲気が生まれます。