吉野家が誇る肉盛り実技とキッチンマスターチャンピオン大会の優勝者たち
株式会社吉野家は、2023年3月4日に東日本店長集会を開催し、毎年恒例の「肉盛り実技グランドチャンピオン大会」と「キッチンマスターチャンピオン大会」の優勝者を表彰しました。特に目を引くのは、豪華なトロフィーと賞金が授与されたことです。今回の大会での栄光を手にしたのは、浜松若林店の奥村和也さんと10号線片野店の河田賢さんです。
牛丼の名人、奥村さんの挑戦
牛丼の調理技術を競う「肉盛り実技グランドチャンピオン大会」は、1977年から続く伝統のある大会です。この大会では、「美味しい煮肉」「盛り付けの速さ」「お客様への目配り」といった約70の審査項目に基づき、参加者が厳しく評価されます。さらに、チャンピオンの称号は単に順位だけでなく、審査基準を満たさなければ得られないため、数少ない栄誉が与えられます。
2025年1月22日に行われた全国決戦では、浜松若林店の奥村和也さんが見事にチャンピオンに輝きました。彼は過去にも大会での経験があり、2017年には準グランプリを受賞した実績も持っています。今回で全国大会出場4回目の挑戦でしたが、ついに今年の栄光を掴み取りました。彼が在籍する店舗では「牛丼づくりの達人在籍店」というフラッグが掲げられ、腕を持つ従業員が活躍していることを誇示しています。
奥村さんの牛丼への情熱
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調理へのこだわり
高温調理による脂抜きと肉、玉ねぎの絶妙なバランスにこだわっています。
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うまい牛丼とは
飽きが来ない、また食べたくなる牛丼を目指しています。
店舗運営の達人、河田さんの手腕
一方、10号線片野店の河田賢さんは「キッチンマスターチャンピオン大会」での優勝を果たしました。この大会は、店舗の調理や運営を実際に行い、効率的なオペレーション技術を競うものです。2025年1月21日に宇都宮城東店で行われた全国決戦では、全国から集まった4名の代表者がリアルな店舗運営を審査され、河田さんが見事勝利を収めました。
河田さんは2014年にアルバイトとして吉野家に入社し、今回の大会ではアルバイト初の優勝者として名を刻んだのです。彼は優勝後、「何事も一生懸命やっていたら、協力者や助けてくれる人が周りにいることを改めて実感しました。」と語っています。
河田さんの運営に対するこだわり
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調理へのこだわり
マニュアルをきちんと理解し、正確な調理を心がけています。
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運営へのこだわり
スタッフ間の声かけや連携を大切にして、良いチームワークを作り出しています。
さらなる高みを目指して
「肉盛り実技グランドチャンピオン大会」と「キッチンマスターチャンピオン大会」は、参加者に新たな気づきをもたらし、互いに刺激し合う成長の場でもあります。吉野家は「For the People」をグループ経営理念に掲げており、従業員が自分の仕事に喜びややりがいを感じることが、良いサービスを生む源泉です。多様性を尊重し、従業員の成長を促進することは、変化する顧客ニーズに応える力となり、企業としての持続的な発展に寄与します。
今後も吉野家は、本物の「うまさ」を追求し、お客様全員に最高の体験を提供するため、努力を重ねていきます。
参考情報
吉野家では、業務のクオリティを競う全国大会を定期的に開催しています。「肉盛り実技グランドチャンピオン大会」、「キッチンマスターチャンピオン大会」、「チームサービスコンクール」の3つの大会があり、全国から厳選された参加者がその技術を競い合います。これらの大会を通じて、店舗内のチームワークが強化され、職場環境がより良いものとなり、さらにはお客様へのサービス品質向上につながっています。