HBC制作『劇場版 クマと民主主義』の上映決定
HBCが制作したドキュメンタリー映画『劇場版 クマと民主主義』の上映日時が正式に発表されました。この作品は2018年から続いているクマ問題の取材を基にし、新たな要素を加えた映画版です。4月5日から札幌のシアターキノで公開されるこの映画は、現代社会が直面する深刻な問題を描いています。
上映日時と舞台挨拶
上映は以下の日程で行われます。
- - 4月5日(土)午後2時半
- - 4月7日(月)午後6時半
- - 4月9日(水)午後6時40分
特に5日の上映後には、酪農学園大学の佐藤喜和教授と監督の幾島奈央が登壇し、クマ対策に関する対談が行われる予定です。国全体でクマ対策が見直されている今、重要な議題となるでしょう。
あらすじ
この映画は、小さな村に暮らす人々がヒグマと向き合う日常を描いています。夕食後に聞こえるガラスの割れる音、そしてその背後に潜むヒグマたち。恐怖が続く日々の中、一度解決を見せたハンターたちの姿が突如として消える。クマの被害、ハンターの制約、政治的な透明性の欠如。7年前に始まったこの課題は、今や全国的な問題です。村の人々が歩んできた道のりは、クマ対策のヒントをたくさん示しています。
TBSドキュメンタリー映画祭
『劇場版 クマと民主主義』の上映は、TBSドキュメンタリー映画祭の一環です。この映画祭は、TBS系列の記者やディレクターたちが歴史的な出来事や日常の記録を映画として発信するために開催されてきました。社会問題に焦点を当てる「ソーシャル・セレクション」や、多様な価値観を探求する「ライフ・セレクション」など、3つのテーマに基づいた作品が揃っています。
これまでにも数多くの注目の作品が取り上げられ、『クマと民主主義』もその中に名を連ねることになりました。この映画祭では、SNSやテレビでは伝えきれない生の姿を映し、心の声を届けることを目的としています。
シアターキノ
上映場所であるシアターキノは、札幌市中央区南3条西6丁目に位置しています。チケットに関する情報は、シアターキノの公式サイトで確認できます。
映画の内容があらわすクマ問題は、単なる生態系の話に留まらず、我々の社会全体に関連していることが分かります。全国で話題になっているこの作品を通じて、クマとの共生について考えを深める良い機会になるのではないでしょうか。興味がある方はぜひ、上映を観に行ってください。