ABCラジオまつり2025、雨でも大盛況
11月9日(日)、大阪の万博記念公園で『ABCラジオまつり2025』が盛大に開催されました。あいにくの雨にも関わらず、会場には14,000人ものリスナーが集まり、熱気あるお祭りが繰り広げられました。
開園前から中央ゲート前には長蛇の列。雨天の予報を無視するかのように、朝から多くのリスナーが集まり、年に一度のラジオまつりを楽しみにしている様子が伺えました。特に注目されたのは、初めての試みであるメインステージ前の優先観覧席の設置です。各回100名を抽選で招待し、より多くの方にイベントを楽しんでもらおうとする姿勢が印象的でした。
メインステージの初めてのパフォーマンスを飾ったのは、人気パーソナリティの『芦沢さん柴田さん宇野さんと小川さん』。特別番組「もうすぐ!ABCラジオまつり」が開演前に放送され、出演者たちは朝も早よからクラフトビールと会場で販売されるグルメに舌鼓を打ちながら登場しました。会場では各ブースでABCの公式キャラクター「エビシー」やアメリカンな装いの「アッシー」などが登場し、会場の雰囲気を盛り上げました。
その後、「お互いの可愛いところ発表会」と題し、各パーソナリティの魅力を褒め合い、会場は笑いに包まれました。続いては『粋も甘いも金パパも!ほわ~っとエエ感じやないか!』というコーナーで、ボケとツッコミが飛び交う中、観客は大爆笑。
また、『金パパ』の岩本計介や西森洋一が進行して各番組の出演者を紹介すると、番組内でのクレーム告発コーナーも行われ、内海崇や駒場孝からはリアルな苦情が飛び出し、観客を和ませました。このようなユニークな企画が多くのパーソナリティによって繰り広げられ、会場全体が笑いに包まれました。
一方、特別な瞬間が訪れたのは『上沼恵美子のこころ晴天スペシャルステージ』でのこと。6年ぶりに上沼さんが姿を見せると、歓声が会場中に響き渡りました。彼女が『大阪ラブレター』や『人生泣き笑い』、『大阪ラプソディー』の三曲を披露し、リスナーたちはその美しい歌声に浸っていました。
さらに、『KDDIプレゼンツもじって、歌って、フェスティバル』では、しもぐち☆雅充やサニー・フランシスなどのアーティストが集結。各メンバーがもじりを披露する中、笑いが巻き起こり、最後には美しい生歌が観客を驚かせました。特に、中邨雄二の歌声は圧巻で、会場は感動の波に包まれました。
メインステージの締めは『ウラのウラまでラジオまつりです~なるほど!ザ・ウラカワ~』。その時、雨が一時的に止む奇跡が起き、杉本彩も初出演。観客とのクイズコーナーやトークで場を盛り上げ、藤川のトークはテンポ良く進行しました。最終的に、彼らの軽快なやりとりが会場を大いに楽しませ、特別な時間を提供しました。
イベント全体がこれまで以上に充実した内容となり、リスナーたちは声の楽しさを改めて感じることができました。ABCラジオまつり2025は、雨にもかかわらず多くの人々を集め、成功裏に幕を下ろしました。