新刊『フィールド図鑑 日本の野鳥』の魅力とは
日本で唯一のイラストによる野鳥図鑑『フィールド図鑑 日本の野鳥』が、新たな分類に完全対応した最新版をリリースします。この図鑑は、最新の
日本鳥類目録改訂第8版(日本鳥学会、2024年)に基づいており、日本に生息する鳥644種と外来種37種を網羅しています。見逃せない内容が盛りだくさんのこの図鑑、早速その詳細をお届けします。
精細なイラストでの情報提供
新たに改訂された図鑑では、雌雄や齢、季節による羽衣の違い、また独自の飛翔や生態などを、精細で美麗なイラストによって解説しています。特に、各種の羽のアップや頭部の比較、さらに識別のポイントを直感的に理解できるように、わかりやすい小カットを多数掲載しているのが魅力的です。これにより、鳥類愛好者や初心者でも、簡単にそれぞれの特徴をつかむことができます。
新たな種情報も充実
日本鳥類目録改訂第8版によって、新たに日本産の鳥として加わった種についても網羅。たとえば、アメリカビロードキンクロやヒメカッコウ、アメリカウミスズメなどの解説が新たに収録されており、これまで以上に多様な野鳥の情報が手に入るようになっています。これによって、フィールドでも新種との出会いがいっそう楽しみになります。
情報が詰まったページ構成
図鑑は、野鳥の生息環境や行動、類似種との識別ポイント、さらにはその鳥が観察できる時期など、多彩な情報が掲載されています。これにより、野鳥観察をする際に役立つ実践的なガイドとなることでしょう。また、鳥がいるフィールドやその生態を描いたイラストも多数挿入されており、視覚的な楽しさも倍増しています。
持ち運びやすさも考えられた構造
本図鑑の持ち運びやすさも見逃せません。片手で持てる幅(128mm)でありながら、軽量嵩高紙を使用し、第2版に比べてページ数が56ページも増えたにもかかわらず、重さは変わらず550gです。これは、フィールドでの使用にとても便利な設計と言えるでしょう。
書籍情報と購入方法
- - 書名: フィールド図鑑 日本の野鳥〈第3版〉
- - イラスト: 水谷高英
- - 解説: 叶内拓哉
- - 発行年月日: 2025年6月30日
- - 書店発売日: 2025年6月20日
- - 定価: 本体4,500円+税
- - ISBN: 978-4-8299-8817-6
- - 判型: A5変形判(縦21cm × 横12.8cm × 幅2.5cm)
- - 重量: 550g
- - ページ数: 480ページ
- - 電子版: あり
- - 発行所: 文一総合出版(東京・千代田)
購入は、Amazonや楽天ブックス、全国の書店で可能です。詳細は
文一総合出版の公式サイトをご覧ください。
この新しい『フィールド図鑑 日本の野鳥』は、これからの野鳥観察に欠かせない一冊となるでしょう。ぜひ手に取って、その美しいイラストと豊富な情報をお楽しみください!