第4回 「観たいのに観れなかった映画賞」開催中
映像業界で働きながら子育てを行う女性たちを支援する特定非営利活動法人『映画業界で働く女性を守る会(swfi)』が主催する第4回「観たいのに観れなかった映画賞」が投票を受け付けています。この賞は、仕事や育児に追われて映画館に足を運べなかった女性たちの「観たかった映画」に対して投票する形式の参加型映画賞です。
投票受付期間
現在、オンラインによる投票は2026年1月31日(土)まで受け付けています。結果の発表は3月31日(火)を予定しています。
MME賞の趣旨
この映画賞はただの娯楽ではなく、映像業界で働く女性たちの厳しい現実が背景にあります。「映画が好きで業界に入ったのに、忙しさで映画館に行けない」という体験から生まれたこの賞は、そうした皮肉な現実を可視化し、楽しむことができる場を提供します。さらに、現在では業種を問わない「すべての働く女性」への投票資格が与えられ、昨年は367名が参加しました。
データを基にした改善の取り組み
MME賞では、投票を通じて得られたデータを映画館や興行側に提供し、観客のニーズを明らかにしています。「どういった環境であれば映画館に行けたか」という設問を設け、上映時間や託児の有無などの理由を集めることで、業界全体の労働条件改善にも貢献することを目指しています。興行収益が向上すれば、映画制作の現場も潤い、働きながら子育てすることができる映像業界へと近づいていけるでしょう。
意見交換会の開催
「観たいのに観れなかった映画」として選ばれた上位作品の監督たちと意見交換会を行い、その内容はWEBで公開されています。この賞は単なる成果を称えるものではなく、映画館に足を運べなかった女性たちの思いを共有する場でもあります。意見交換会では、受賞者のコメントを超え、映画制作や育児に関する率直な対話を可能にする機会となり、映画を取り巻く労働環境の改善にも寄与しています。
「この映画賞が無くなる事」を目指して
国内の調査によると、映画館を利用する女性は全体の約36%に過ぎません。ライフステージ変化に伴い、映画館に行くのが難しい女性たちの声が増えているのが現状です。このため、MME賞を通じて、働く女性のニーズを理解し、映画館との距離を縮めていくことが重要です。最終的にはすべての働く女性が「年に1度は映画館で映画を楽しめる」環境を整えていくことが目標とされています。
幅広い参加を心より歓迎
今年も多くの働く女性からの投票をお待ちしています。自らの観たい映画についての声を届けることで、今後の映画界が良い方向へ進む手助けができれば幸いです。「観れなかった」という悔しさを一緒に可視化していきましょう。ぜひ、あなたの想いを映画賞に投票する形で表現してください。
詳しい情報や投票は
こちらからご確認ください。
主催団体概要
特定非営利活動法人『映画業界で働く女性を守る会(swfi)』は、2020年に設立され、映画業界で働く女性たちの悩みを共有し、労働環境の改善を目指しています。私たちの活動が、映像業界のすべての人々が安心して働けるような環境作りにつながるよう努力しています。