妖怪一家が描く新たな冒険!
2025年4月18日、富安陽子による人気シリーズ「妖怪一家九十九さん」の外伝作品『猫ユーレイの宝箱』がついに発売されます。このシリーズは、人間と妖怪が共存するユニークな世界観で、多くの読者に愛されてきました。前作のファンはもちろん、これからシリーズに触れる方にも楽しんでもらえる内容となっています。
この新作では、九十九一家が新たに購入した車でドライブに繰り出します。しかし、運転を担うパパの思惑とは裏腹に、車は勝手に動き出し始め、事態は予想外の展開に。調査を進めると、どうやら車には猫の幽霊が取りついているようです!
九十九家のメンバーは、ママのろくろっ首、パパのヌラリヒョン、そしておじいちゃんとおばあちゃんの見越し入道と山姥。さらに、三人の子どもたちも登場し、一つ目小僧、天邪鬼、サトリが加わります。本作では、彼らがどのように困難を乗り越え、人と妖怪の新たな絆を深めていくのかが描かれています。
本書の舞台は、温かい心で妖怪が人間と共に暮らす「ドロロン村」。この村の住人たちは、日常生活の中で直面するさまざまな問題を、主人公たちと共に解決していきます。猫ユーレイとの冒険を通じて、人間と妖怪が共存する明るい未来を感じることができるストーリーになっています。
著者紹介
富安陽子は、1959年に東京都で生まれた児童文学作家で、数々の受賞歴を持つ実力派です。代表作には『クヌギ林のザワザワ荘』や「小さなスズナ姫」シリーズがあり、その作品の多くが日本の児童文学界で高く評価されています。また、2026年には国際アンデルセン賞日本の作家賞の候補にも選ばれています。
絵を担当する山村浩二は、1964年愛知県生まれのアニメーション作家であり、絵本画家。彼の独自の技法で描かれる世界観は、多くの作品で賞を受賞するほどの力量を持っています。東京藝術大学大学院で教授としても活動しており、若いアーティストの育成にも力を入れています。
商品情報
『妖怪一家九十九さん外伝猫ユーレイの宝箱』は、A5のハードカバーで158ページ、価格は1,650円(税込)です。この新しい物語は、読者に笑顔と感動をもたらし、親子で楽しめる作品となっています。詳細は理論社の公式サイトで確認できます。
ぜひ、富安陽子の妖怪一家の冒険をお楽しみください!心温まるストーリーが、広い世代の読者に愛されることでしょう。