音楽教育で子どもを育む
2026-01-21 09:56:50

音楽を通じて子どもたちの成長を支える新たな研究プロジェクト始動

音楽を通じて子どもたちの成長を支える新たな研究プロジェクト始動



東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター(略称:CEDEP)と合同会社レディーバードミュージックラボが、音楽教育が子どもたちの発達にどのように寄与するのかを探る共同研究プロジェクトを、2026年1月より開始します。このプロジェクトは、東京大学の専門家と音楽教育の実践者がタッグを組み、学術的な視点と現場の知見を融合させることを目指しています。

プロジェクトの背景


音楽は古来より人間のコミュニケーションの一部として重要な役割を果たしてきました。声の抑揚やリズムを通じて他者とつながり、感情を分かち合う層面があることが近年の研究で示されています。しかし、日本では音楽教育が成果主義に偏りがちで、自由な表現や協働の学びが十分に評価されていない現実があります。このプロジェクトでは、音楽が持つ潜在能力を再評価し、子どもの発達を多角的にサポートする新しいアプローチを模索します。

研究の目的と概要


この研究の核心は、こどもの音楽教育とその発達に関する理論的かつ実践的な研究です。主幹であるCEDEPに対し、レディーバードミュージックラボの鈴木友海代表、花まる学習会の高濱正伸代表、合同会社いもいもの井本陽久代表といった多彩なメンバーが協力します。

研究の目標は、音楽教育を通じて創造性や協同性を育む新たな教育方法を見出し、実践の知見をまとめた書籍を出版することです。そのため、2026年から約2年間の研究期間内で現場の実践から得られた情報を活かしながら、音楽教育の新たな指針を提示していく考えです。

音楽と子どもの成長


東京大学の特任教授である野澤祥子氏は、音楽が人間のコミュニケーションにおいて重要な役割を果たしていることを指摘しています。特に、赤ちゃんは言語を学ぶ前から養育者の声に反応し、音楽が人と人との関係性を育む基盤になっているという観察がなされているのです。

さらに、音楽的な体験が幼少期の発達に与える影響についても多くの研究が蓄積されており、共感性や社会性の向上が期待されています。しかし、日本の音楽教室ではどうしても発表会や技術習得が重視されがちで、音楽を通じたリアルな体験や即興の楽しみが制限されてしまう傾向があります。

このプロジェクトは、そうした課題に対する解決策を模索し、音楽教育における新しい可能性を探ることを目的としています。音楽を通じて、子ども一人ひとりの感性や主体性、他者とのつながりを深める基盤を形成することを目指しています。

今後の展望


本研究プロジェクトを通じて、音楽教育が子どもたちにどのように影響を与えるかを解明し、その成果を教育現場や家庭、地域社会へと還元していくことが期待されます。教育者や保護者が音楽の力を再認識し、その恩恵を多くの子どもたちに届ける未来への第一歩となるでしょう。

研究団体情報


  • - CEDEP(The Center for Early Childhood Development, Education, and Policy Research)
所在地:東京都文京区本郷7-3-1
URL:CEDEP公式サイト
音楽教育が子どもたちの成長と発展にどのように寄与するのかを考察するこの取り組みが、今後どのような成果をもたらすのか、大いに期待されます。


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