株式会社アニエラ、クラウドファンディングアワード2025受賞
長野県を拠点に活動する株式会社アニエラが、国内最大級のクラウドファンディングサービス『CAMPFIRE』主催の「クラウドファンディングアワード2025」において、上半期ベストプロジェクトの地域拠点部門で「共創の灯賞」を獲得したことが発表されました。この栄誉ある賞は、特に地域に密着したプロジェクトの優れた実績を称えるものです。
プロジェクトの背景
アニエラは『NAGANO ANIERA FESTA 2024』という支援プロジェクトを通じて受賞を果たしました。このプロジェクトは、2024年9月に発生した傷害事件により公演の中止を余儀なくされたことを受け、損害補填や今後のイベントの継続を目的に立ち上げられました。『ナガノアニエラフェスタ』は、2017年に始まり、長野県の自然豊かな環境の中でアニメや日本のポップカルチャーを楽しむ場を提供しています。コロナ禍や悪天候を乗り越え、地域最大級のアニソン野外フェスへと成長を遂げています。
このプロジェクトには、支援者へのリターンとして、当初2日目に販売予定だった公式グッズや限定アイテムなどが設定されており、参加者がフェスの存続に直接関わっている実感を持てる工夫がなされています。支援総額は1,226万円を超え、1,594件の支援が集まりました。
クラウドファンディングアワードとは
「クラウドファンディングアワード」は、2017年にスタートした表彰企画で、毎年多様なプロジェクトがノミネートされ、その成果や挑戦を広く称賛することを目的としています。アニエラの受賞も、世の中にポジティブな影響を与える活動として評価された結果です。
アニエラ代表のコメント
ナガノアニエラフェスタの実行委員長、小林諒氏は、「今回の受賞は、これまで関わってくださった全ての方々の想いが結集した結果であり、誇りに思います。このフェスの魅力を多くの人に知ってもらい、長野県をポップカルチャーの聖地へと育てていきたい」と語りました。
今後の展望と地域貢献
アニエラは今後も「長野県をポップカルチャーの聖地にする」という理念のもと、地域の活性化に寄与する取り組みを続けていきます。アニソン野外フェスの魅力を広めることで、新たなファン層を開拓し、世代や地域を越えた文化の交流の場を創出していく考えです。
株式会社アニエラについて
株式会社アニエラは2017年に設立され、長野県松本市を拠点にアニメやポップカルチャーに基づくイベントやフェスの企画運営だけでなく、リユース専門店やアパレルブランドの展開なども行うカルチャーカンパニーです。人々の「人生をもっと楽しく」という理念のもと、地域に根ざしたコンテンツづくりを行っています。公式サイトは
こちらから確認できます。
この授賞を機に、アニエラが今後どのような新しい文化を生み出していくのか注目が集まります。