阿部智里新作
2025-03-17 11:39:48

阿部智里が描く新たなファンタジー『皇后の碧』、鮮やかな精霊の世界が舞台に

新たな物語が誕生!阿部智里の『皇后の碧』



人気累計240万部を超える「八咫烏」シリーズの著者、阿部智里が新たなファンタジー大作『皇后の碧(みどり)』を発表します。この作品は、新潮社より2025年5月29日に発売予定で、風、土、火、水の精霊たちが織りなす全く新しい物語となっているのです。

物語の舞台は、精霊たちが支配する幻想的な世界。主人公ナオミは、かつて火竜によって家族を奪われた少女。ある日、風の精霊を統べる皇帝シリウスから「私の寵姫の座を狙ってみないか?」という思いもよらぬ誘いを受けます。これまで何も知らずに生きてきたナオミにとって、この提案はまさに運命を変える岐路となるのです。

シリウスの後宮にはすでに皇后と愛妾がいる中、自身がなぜ声をかけられたのかを探るナオミ。物語は、その後宮に秘められた大きな秘密に迫りながら進展してゆきます。一体、誰が味方で、誰が敵なのか?偽りと真実が交錯する中で、ナオミは「皇后の碧」という名前を持つ宝石の真実に向き合うことになります。この新次元の物語には、数々の謎が隠されており、読者を引き込む仕掛けが随所に散りばめられていることでしょう。

著者のコメント



阿部智里は『皇后の碧』について、著者自身が好きなものを盛り込み、好きなように描いたと語っています。こだわりの強さから、当初予定していた刊行には時間がかかったものの、最終的には読者にとっても満足できる作品に仕上げられたと感謝の思いを明かしています。彼女は「この物語が、私だけでなく、読んでくださった皆様の『好き』が詰まった作品になっていることを願います」と強く伝えています。

阿部智里のプロフィール



1991年生まれの阿部智里は、群馬県前橋市出身で、早稲田大学文化構想学部に在学中の2012年に『烏に単は似合わない』で松本清張賞を史上最年少で受賞。その後、早稲田大学大学院に進学し、文学研究科修士課程を修了。彼女はデビュー作から続く和風大河ファンタジー「八咫烏」シリーズで第9回吉川英治文庫賞も受賞しており、他にも『発現』などの著書があります。このように、阿部智里は若手作家としての才能を開花させ、これからの日本の文壇を牽引していく存在となっています。

書籍の詳細



  • - 書名: 皇后の碧
  • - 著者名: 阿部智里
  • - 発売日: 2025年5月29日
  • - 造本: 四六判ソフトカバー
  • - 定価: 1,980円(税込)
  • - ISBN: 978-4-10-355951-1
  • - URL: 新潮社の書籍ページ

この『皇后の碧』は、新たなファンタジーの世界を提示しており、阿部智里ファン、さらにファンタジー好きの方々にとっても見逃せない作品となること間違いなしです。


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