ゆうめい最新舞台『養生』が北海道で上演決定!
演劇ユニットゆうめいが新たな代表作『養生』を上演します。この作品は、第68回岸田國士戯曲賞を受賞した『ハートランド』の作家によるもの。実際の夜勤現場での体験を元にし、時を経て再会する2人の物語を描いています。初演は2024年に下北沢ザ・スズナリで実施され、わずか4日間の公演にもかかわらず、大きな反響を呼びました。その際に受けた読売演劇大賞の優秀演出家賞は、その評価の高さを物語っています。
公演概要
『養生』の公演は2025年12月6日(土)と7日(日)の2日間、クリエイティブスタジオで行われます。
- 12月6日(土)18:00開演
- 12月7日(日)13:00開演
- - 受付: 開演60分前
- - 開場: 開演30分前
- - 上演時間: 110分
- - アフタートーク: 12月6日(土)には池田亮と出演者3名、12月7日(日)には池田亮と演劇ジャーナリストの徳永京子が登壇します。
スタッフ・キャスト
- 本橋 龍 (ウンゲツィーファ)
- 黒澤多生 (青年団)
- 丙次 (ゆうめい)
- 舞台監督: 中西隆雄
- 照明: 阿部将之、渡辺佳奈
- 音響: 今里愛、音響操作: 日本有香
- 制作: 星野花菜里、高橋戦車
- 宣伝美術: りょこ
あらすじ
物語は、美大生の橋本と大学生の阿部がショッピングモールや百貨店で夜勤のアルバイトを通じて出会うところから始まります。二人は、正社員として働く将来の自分たちをネタに笑い合いながら、無邪気な青春を謳歌していました。しかし、10年後にはふたりともその夜勤の正社員になり、阿部は家庭を持つ一方、橋本は著名な作家となった同期が個展を開くことを知り、その広告設営に関わることになります。
夕方から明け方までの夜勤を舞台にした新感覚のドラマが繰り広げられる、心温まる物語が期待されます。
チケット情報
チケットは全席自由で料金は一般が3,500円、U25が2,000円(U25の条件は2000年以降生まれの方)となっています。オンラインでも購入でき、来場時には生年証明が必要ですので、忘れずにお持ちください。
取扱い場所は札幌市民交流プラザメンバーズサイト、道新プレイガイド、チケットぴあ、ローソンチケットなど多岐にわたり、便利な購入方法が用意されています。
関連プログラム
この公演に合わせて、演劇を観た後に考えたことを劇評として表現する「hitaru劇評入門」や、ゆうめい10周年を祝う展示『まわるしかく』も開催されます。これらのイベントに参加することにより、演劇について深く考える貴重な機会が得られます。詳細は公式サイトにて確認が可能です。
この北海道公演を通じて、ゆうめいの新たな挑戦と共に、観客との絆をさらに深めることを期待しましょう。