関西外国語大学が創立80周年を迎え記念刊行物『関西外大八十年史』を発表

関西外国語大学が発行した『関西外大八十年史』の詳細

関西外国語大学（以下、関西外大）は、このたび創立80周年を迎え、記念として『関西外大八十年史』を発行しました。この書籍では、1945年に設立された谷本英学院から今日に至るまでの歩みや、未来に向けた展望を詳細にまとめています。

歴史と発展の歩み

本書は、教育理念や国際交流の発展、キャンパスの整備状況、さらには地域と連携した活動について、事細かに紹介しています。1945年の創設以来、関西外大は片鉾キャンパスから穂谷、中宮、御殿山4つのキャンパスへと拡大し、国際教育の枠組みを構築してきました。

それに伴い、400校以上との海外協定校ネットワークも強化され、これまで5万5千人以上の学生を海外へ派遣し、2万3千人以上の留学生の受け入れ実績を誇ります。このような成果は、関西外大の国際教育の証とも言えるでしょう。

教育改革と未来への挑戦

近年においては、教育の質を向上させるための改革にも力を入れています。新学科の設置や、デジタル時代に対応した学びのスタイルの再構築など、未来に向けた取り組みが進められています。このような教育改革は、学生にとってより良い学びの環境を提供することにつながっています。

理事長からのメッセージ

谷本榮子理事長・総長は、「不易流行と不留の精神のもと、80年の歩みをさらに発展させ、社会に貢献する大学として100周年に向けて新たな挑戦を続けていく」と述べています。このメッセージは、関西外大が今後の10年、20年にわたって大きな目標を掲げて進んでいく姿勢を示唆しています。

リーダー座談会の議論

さらに、この書籍には理事長を含む『リーダー座談会』が掲載されており、未来に向けた戦略や具体的な期待される将来像について議論されています。これにより、関西外大のビジョンやリーダーシップの姿勢をより深く理解することができます。

書籍の構成と特長

『関西外大八十年史』は、歴史をまとめた本編と資料編の2部構成になっており、歴代理事長や学長、さらには海外協定校や卒業生から寄せられた熱いメッセージが収められています。この本は、関西外大の歩みを包括的に記録したアーカイブ的な存在であり、高等学校や企業、地域の皆様にも広く閲覧していただける内容が特徴です。