#ハルと思い出めぐりごはん #佐倉イサミ #高齢者

懐かしのレシピでつなぐ心温まるストーリー

2025年4月20日、待望の電子連載版『ハルと思い出めぐりごはん 高齢者と食べるしあわせレシピ』の第5巻が配信されました。このコミックエッセイは、高齢者の「食べたい」という思いを中心にしたハートフルな物語です。今号も、家庭での懐かしいレシピを通じて人々の絆を感じる内容となっています。

内容の概要

この作品は、施設の新米調理師・天野晴輝が高齢者の方々と共に料理をする様子を描いています。彼は、懐かしいごはんを通じて入居者たちの思い出を紡ぎ、コミュニケーションを深めることに奮闘しています。第5巻では、幼馴染との将棋を楽しむ入居者・五木さんを中心にストーリーが展開されます。

一話から三話までの配信状況

第1話から第3話は、学研が運営する情報サイト「健達ねっと」で無料公開中です。また、Kindleストアや楽天Koboなどの電子書籍プラットフォームでも配信されているため、いつでもどこでも手軽に楽しむことができます。

第5巻の内容

5巻では、入居者の五木さんとその友達・小川さんの物語がメインテーマに。毎週金曜日に将棋を対局していた二人でしたが、小川さんが突然施設に来なくなってしまいます。ひとりで将棋を指す五木さんは徐々に元気を失い、日々の暮らしも寂しさが募ります。やがて、1か月ぶりに現れた小川さんの姿は、五木さんにどんな影響を与えるのか。二人の友情が再燃する様子に、涙がこみ上げます。なんと五木さんのために作られるオムレツやサンドイッチも、心温まる要素の一つです。

読者へのメッセージ

この作品を通じて、食事が持つ力や、誰かと一緒に思い出を分かち合うことの大切さを感じていただければと思います。高齢者施設での食事は決して特別なものではなく、日常の中にこそ愛情が詰まっているのです。これからも『ハルと思い出めぐりごはん』は、高齢者の「食べたい」という声に寄り添い続けます。

著者とレシピ監修について

著者の佐倉イサミは、東京を拠点に活動する漫画家で、独特の優しさを持つキャラクターたちを描き続けています。また、レシピの監修を担当しているのは、グリーンフード株式会社。高齢者福祉に特化した食品提供を行うこの企業は、入居者に栄養価の高い食事を提供しています。

まとめ

『ハルと思い出めぐりごはん』は、ただのレシピ本ではありません。「食べたい」という気持ちがどれほど大切であるかを教えてくれる、心温まるストーリーです。ぜひこの機会に、電子版第5巻を手に取って、その優しい世界観に触れてみてください。

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