若手映画作家育成プロジェクトにスタジオDOTS&LINEが参画

文化庁主催の「ndjc：若手映画作家育成プロジェクト2025」に、映像制作のスタジオ「DOTS&LINE」が制作プロダクションとして参画が決定しました。このプロジェクトは、若手映画作家を育成し、次世代の才能を発掘することを目的とした取り組みで、2025年度に選ばれた4名の監督が強力なサポートを得ることになります。

プロジェクトの概要

参加する監督たちは、製作実地研修を通じて、業界のプロから体系的な指導を受けます。まずは講師による脚本の指導を受け、その後、短編映画の制作に取り組みます。プロジェクトは2026年1月に映画が完成し、続いて3月に上映会を予定しています。

DOTS&LINEの理念

「DOTS&LINE」は、株式会社stuの映像ブランドとして、様々な才能を結集し、クリエイティブな物語を生み出すことを目指しています。独自のパイプラインを通じて、企画開発から制作、編集、セールスマーケティングまでを一貫して行うことができ、ハリウッド型の高度なビジュアルプロデュースも実現しています。この取り組みを通じて、次世代の映画監督との出会いや映像業界の発展に寄与することを目指しています。

選ばれた4名の監督

今回のプロジェクトに選ばれたのは、以下の4名の監督です。

- 鴨林諄宜（KAMOBAYASHI Tomonari）

1999年生まれ。京都芸術大学の映画学科卒業後、映画美学校に通いながら自主制作を続け、2024年に監督作品『ぼくの姿』が福井映画祭で審査員特別賞を受賞。

- 辻井俊（TSUJII Shun）

1994年生まれ。千葉大学情報画像学科を卒業後、テレビ制作会社で4年間勤め、その後は東京藝術大学大学院に進学。

- 中田江玲（NAKADA Ere）

1998年生まれ。慶應義塾大学を卒業し、映画製作を開始。短編映画『最も無害で、あまりにも攻撃的』が国内映画祭に入選。

- 八代夏歌（YASHIRO Natsuka）

2005年生まれ。愛知県立旭丘高等学校の美術科を卒業し、映画制作を続けています。卒業制作の短編映画がPFFアワード2024に入選。

未来への展望

「ndjc」は、次世代の映画監督を発掘し育成するためのワークショップや製作実地研修を提供し、作品発表の場を設けることで、次代を担う才能をサポートしています。今後もこのような取り組みを通じて、国内外のクリエイターやパートナー企業との連携を強化し、グローバルに通用する映像コンテンツの制作を目指します。

最終的に若手監督たちによる新たな映画がどのような作品に仕上がるのか、そしてそれが映像業界にどのような影響をもたらすのか、期待が高まります。プロジェクトの詳細は、公式WebサイトやSNSでも公開される予定なので、ぜひチェックしてみてください。