YouTubeが首位に
2025-03-21 08:29:40

YouTubeがブランド・ジャパン2025で消費者選出の首位に!

2025年3月21日、株式会社日経BPコンサルティングは、消費者が選ぶ強いブランドに関する調査「ブランド・ジャパン2025」の結果を発表しました。この調査は、日本国内におけるブランド価値の評価を目的とし、一般生活者を対象に行われ、回答者はなんと62,000人にのぼります。そこで注目を集めたのがYouTube。彼らは「総合力」ランキングで4度目となる首位を獲得しました。

YouTubeは、89.1ポイントという高スコアを記録し、前回の2位から見事な逆転劇を演じました。YouTubeが支持される理由としては、利便性(コンビニエント)と革新性(イノベーティブ)の評価が特に高かったことが挙げられます。具体的には、1,000ブランドの中で、利便性に関するランキングで4位、革新性においては5位という高評価を得ました。このように、YouTubeは利用者が直面する問題を解決するために機能改善を重ね、両者の評価を高めることに成功しています。

さらに、親しみやすさ(フレンドリー)についても評価が向上し、23位に位置づけられています。ユーザー数が2024年5月には7330万人を超え、日々多くの人に利用されています。特に、Creepy Nutsの楽曲や猫ミームなどが非常に人気で、動画の再生回数も何億回と記録しています。

一方で、ランキングの上位にはGoogle(2位)、ローソン(3位)、無印良品(4位)、ユニクロ(5位)も入っています。Googleは86.0ポイントを記録し、特にAIを活用した検索広告が話題になりました。また、ローソンは新たに実施した盛りすぎチャレンジキャンペーンが若者をはじめとする多くの消費者から支持され、評価が急上昇しました。

無印良品は、そのサステナビリティへの取り組みが評価され、エシカル消費の印象を強めることに成功しました。また、ユニクロも、エアリズムやヒートテックといった商品の改善が評価を上げる要因となっています。これらのブランドは、消費者の期待に応え、時代のニーズに合った施策を実施しています。

調査結果からは、特に流通業界におけるブランドの評価が高まっており、最近の物価上昇や可処分所得の減少が影響していると見られます。多くの消費者が節約の意識を持ちつつも、「お得感」と「楽しさ」を求めていることが、ブランドの評価に影響を与えていることが明らかになっています。今後のブランド戦略やマーケティング施策において、こうしたトレンドをしっかりと捉え、消費者の関心を引きつけ続けることが重要です。

このような調査結果が発表される中、YouTubeやローソンといったブランドがいかにして消費者の心を掴んでいるのか、他のブランドもその戦略を見習っていく必要があります。消費者とのコミュニケーションを大切にし、常に革新を目指す姿勢が、持続的なブランド価値に繋がることが期待されます。ブランド・ジャパン2025の結果は、企業にとって貴重なデータであり、自社の方針を見直す良いきっかけにもなるでしょう。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: YouTube ローソン ブランド・ジャパン2025

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。