VTuber事務所「Vebop Project」運営がviviONに移管、さらなる展開に期待

VTuber事務所「Vebop Project」の運営がviviONに移管

2025年8月31日をもって、株式会社viviON（以下、viviON）は、REALITY Studios株式会社が運営していたVTuber事務所「Vebop Project」の事業を譲り受け、10月22日よりその運営を開始することを発表しました。このニュースは、VTuber業界における大きな転機となりそうです。

viviONのビジョンとVTuber事業の概要

viviONは、「ユーザーとクリエイターが楽しみながら、幸せに生きていける社会にする」というパーパスを掲げています。この理念は、VTuberのクリエイターたちもまた重要な存在であると考え、彼らがより輝ける環境を整える取り組みへとつながっています。今回の「Vebop Project」の取組みは、viviONのVTuber事業の拡大の一環であり、業界全体の活性化に寄与することを目的としているのです。

VTuber市場の成長と「Vebop Project」の魅力

矢野経済研究所によると、2025年の国内VTuber市場規模は1260億円に達する見通しです。これに伴い、「Vebop Project」はその独自のキャッチコピー「型通りより、型破り。」を軸に、自由で多彩なエンターテインメントを提供しています。これに対し、viviONが運営するVTuberグループ「あおぎり高校」のモットーである「おもしろければ、何でもあり！」という価値観も共通しており、両者のシナジーが期待されています。

所属メンバーの個性溢れるキャラクター

本移管に伴い、「Vebop Project」に所属するメンバーの個性を際立たせる自己紹介動画も公開されています。以下に幾つかの特徴的なキャラクターを紹介します：

- 甘葛すもあ：おもてなしの流派「甘葛」の息女。メイドとして甘いものが好きな彼女は、歌をよく歌います。
- 常勝無敗ぐぬぬ：警護を主な能力とする流派に属し、ゲームから多くを学んだ「無敗」の女子。
- 泡喰はわこ：清浄を重んじるメイドで、関西出身。彼女の不可思議な思考にファンも惹かれています。

このように、様々な背景を持つメンバーたちがそれぞれの個性を発揮し、ファンを楽しませることが期待されています。

未来への展望

viviONは「Vebop Project」の運営を通じて、クリエイターたちが新たな挑戦を行えるよう様々な支援を行っていくことを誓っています。クリエイターのデビューを後押しし、業界全体の活性化に寄与することを目指しているとのことです。

両社の連携により、ファンに新しいエンターテインメントを届ける可能性も広がりをみせています。今後の展開に注目が集まる中、実際にどのようなコンテンツが提供されるのかが楽しみです。

各代表のコメント

REALITY Studiosの杉山社長は、ファンへの感謝を表しつつ、viviONとの協力を通じて、さらなる成長を期待するとコメント。また、明石社長も、クリエイター活動のサポートを全力で行い、新たなエンターテインメントの可能性を切り拓いていくことを語っています。

この新たな展開に、ファンたちも期待を寄せていることでしょう。今後の「Vebop Project」の活躍から目が離せません。