ロッテルダム映画祭選出
2025-12-17 08:30:26

NOTHING NEW製作の短編アニメと映画がロッテルダム映画祭に選出!

映画レーベル「NOTHING NEW」が製作した短編アニメーション『ハッピー☆eyescream』と短編映画『幽霊の日記』が、2026年1月29日から2月8日に開催される第55回ロッテルダム国際映画祭のShort & Mid-length部門に選ばれ、大きな注目を集めています。

ロッテルダム国際映画祭の概要


ロッテルダム国際映画祭(IFFR)は1972年にスタートし、実験的な作品や作家性の強い映画をフィーチャーし続けている国際的な映画祭です。この映画祭は、短編や中編を含む多様なプログラム展開が特徴で、特にShort & Mid-length部門は、短い尺でありながらも深いメッセージを抱える作品を厳選して紹介しています。

『ハッピー☆eyescream』の魅力


『ハッピー☆eyescream』は、岡田詩歌氏が監督を務める短編アニメーションで、家族の中で唯一視力が良い少女・つみれが、兄に対する愛情を軸に描かれています。彼女は、兄の意見を全て信じつつ、自身の視野や自己認識が変化していく様子が描かれており、普遍的なテーマをミニマムな視点から扱っています。ノスタルジックでありながらも革新的な映像表現が期待されている本作は、ロッテルダムでヨーロッパプレミアを迎えることになります。

『幽霊の日記』のストーリー


一方、『幽霊の日記』は、茨城県のレストランを舞台にした針谷大吾・小林洋介の共同監督によるSF短編映画です。日本最大の異次元構造物近くに位置するこのレストランでは、十数年にわたる心霊現象が続いています。主人公の川岸翔は、そこから発生した異次元の不思議な出来事を通じて、自らの過去と向き合うことになります。過去と現在、現実と別世界が交錯する中で、孤独と希望を描き出す本作は、ワールドプレミアとして上映されるとのこと。

監督たちの喜びの声


両作品の監督は、選出の知らせに大変光栄に感じている様子を見せました。岡田監督は、昨年の制作過程を振り返りつつ、「ミニマムなところから普遍的なテーマを描いた作品なので、海外の皆さんにも楽しんでいただければ嬉しいです」と語りました。針谷と小林の両監督も、自作がロッテルダムのお客さんにどのように受け入れられるかを楽しみにしているとのことです。

映画祭における作品の位置づけ


ロッテルダム国際映画祭は、初期から多くの才能を発掘してきました。NOTHING NEWは、才能を潰さない社会を目指して設立され、多くの国際映画祭での受賞歴を誇っています。今回の選出もその一環であり、両作品ともに新たな世代の声を届ける重要な役割を果たすことでしょう。

まとめ


短編アニメ『ハッピー☆eyescream』と短編映画『幽霊の日記』が国際舞台でどのように受け止められるのか、ファンや業界関係者から注目が集まっています。実際の上映を逃さないためにも、ぜひこの機会に両作品について深く知っておくべきです。映画祭での彼らの活躍に期待が高まります。


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