千葉ともこ、待望の最新作『飲中八仙歌杜甫と李白』登場
松本清張賞を受賞した実力派作家・千葉ともこさんの新作小説『飲中八仙歌杜甫と李白』が、2025年12月17日(水)に遂に発売されました。本作は、歴史好きのみならず、幅広い読者層に向けたエンターテインメント小説です。
舞台は唐の時代、杜甫の成長物語
本書は、唐の時代の背景を持ち、いち書生であった杜甫がどのようにして大詩人に成長していくのかを描写しています。杜甫は、悪政と貧困に苦しむ民のために立ち上がる決意を固めます。その背景には、憧れの詩人李白や、型破りな酒仙たちとの交流があります。彼らとの出会いが、杜甫の生き様を大きく変える重要な要素となっているのです。
千葉さんは「国破れて山河在り」で有名な詩『春望』を書いた杜甫を主人公に設定し、この時代の重苦しい現実をエンターテインメントとして描き出しています。著者自身の言葉を借りれば、「幅広い方々に楽しんでいただきたいと思って書いた」とのこと。これは、文学を切り口にして歴史を楽しむことを目的にした作品でもあります。
杜甫と酒仙たちのユニークな関係
作品には、知られざる多くの「傑物」が布陣しており、それぞれのキャラクターが物語を彩ります。著者独自の視点で描かれた杜甫の成長を描写する中で、酒豪たちの魅力も引き立てられています。彼らの酒を通じた友情や哲学が、杜甫にとってどれほどの支えになっていたのかを知ることができるでしょう。
いざ、歴史を手に取って
千葉ともこさんの新作『飲中八仙歌杜甫と李白』は、これまでの作品と同様に、力強く、そして愛のある筆致で描かれています。発売に際し、青少年や歴史ファン、詩に興味がある方々にも手にとってほしいというメッセージが込められているこの作品は、あなた自身の目でその魅力を確かめる価値があります。
著者の今後の活動にも期待が膨らむ中、『飲中八仙歌杜甫と李白』をぜひ手に取り、その世界観に浸ってみてはいかがでしょうか。家庭や友人との会話のきっかけになる一冊としても楽しめることでしょう。
さぁ、歴史の観点から新たな視点を持ち、千葉ともこさんの作品を味わってみてください。心深くに放たれる彼女の言葉に、きっとあなたも感動するはずです。
書籍情報
- - タイトル: 飲中八仙歌杜甫と李白
- - 著者: 千葉ともこ
- - 発売日: 2025年12月17日
- - 造本: 四六判ソフトカバー
- - 価格: 2,695円(税込)
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