岩永直子氏と鈴木エイト氏が語る、ワクチンと陰謀論報道の真実とは？

2025年7月13日、医療記者の岩永直子氏とジャーナリストの鈴木エイト氏によるオンラインイベント「ワクチン・陰謀論、科学に基づく報道、どう伝えるか。これまでの反省は？」が開催される。昨今の科学的知見に関する理解が求められる中で、過去の報道をどう見直すべきか、また、現在のワクチン接種率が低迷する中でメディアが果たすべき役割について特に焦点が当てられる。イベントには既に100名以上の申し込みがあり、参加者の興味が伺える。

当日は、HPVワクチンや新型コロナウイルスワクチンなどの科学的・医学的情報発信の重要性が話題に上がり、どう伝えるべきかを徹底的に議論する。特に、反ワクチンや陰謀論を信じる人々への有効な情報提供方法、メディアが行うべき行動について深く掘り下げ、参加者の皆さんからの事前質問にも答える形式が取られる。

岩永直子氏は、フリーランス医療記者であり、依存症専門のオンラインメディア「Addiction Report」の編集長として活躍している。医療報道の専門家としての鋭い視点を持つ彼女は、過去に読売新聞社やBuzzFeedでの経験を経て、2023年に独立。著書には「言葉はいのちを救えるか？生と死、ケアの現場から」や「今日もレストランの灯りに」などがある。

一方、鈴木エイト氏はジャーナリスト・作家として著名で、日本ペンクラブ理事や日本脱カルト協会JSCPR理事も務めている。彼は、2025年2月から「鈴木エイトの調査報道ファイル」の執筆を開始し、数々の著書において社会問題を鋭く分析している。

このイベントの開催を通じて、参加者が科学に基づく情報がどのように形成され、またメディアがどのようにその役割を担うかについて理解を深めることが期待されている。参加希望者は、医療記者、岩永直子のニュースレターを購読し、申し込むことが条件となっている。この機会に、ぜひ参加してみてはいかがだろうか。