ブリリアショートショートシアターがEXPO 2025特集企画を開始
2025年に開催される大阪・関西万博の開幕が近づく中、ブリリアショートショートシアターオンライン(BSSTO)は特集企画「ショートフィルムで見つける未来社会」を本日より始めました。この特別な企画は、万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」にちなんだ、多様な「未来社会」が描かれた世界中のショートフィルムを紹介するものです。配信は毎週水曜日に行われ、全5作品が連続して楽しめます。
このオンラインシアターを運営するのは、株式会社ビジュアルボイスで、代表の別所哲也氏のもと、ショートフィルムの魅力を広める取り組みを続けています。各作品はメールアドレスの登録を経て無料で視聴可能で、配信スタートから3か月間楽しむことができます。これにより、視聴者は手軽に良質な短編映画を体験できます。
未来について考える5作品
特集企画の一環として配信されるショートフィルムは、どれも未来についての視点を持っています。それぞれの作品は、異なる背景やテーマを持ちながら、未来に対する不安や希望を描き出しています。
1. ### タイムマシンがあったなら -『未来から来た君』
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監督: Tim Bunn & Joseph Patrick(イギリス)
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ジャンル: コメディ(2021年、11分43秒)
- 20代のカップル、ダニエルとメアリーの日常が一時停止している中、タイムトラベルが現実となる瞬間を描いた作品です。
2. ### 導火線に火をつけるのは -『ヒューズ』
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監督: Kevin Hafelin(スイス)
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ジャンル: ドラマ(2022年、18分)
- 社会に適応できずに疲弊するゴミ収集人のカシウスが、突如仕事を失い、そこから彼が直面する現実を描く物語です。
3. ### 未来への止められない時間 -『リッジ』
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監督: Matteo Sanders(オーストリア)
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ジャンル: ドラマ(2022年、19分23秒)
- 兄弟の愛情と不安を描いた作品で、病気を抱える兄の苦悩と未来への恐れがテーマです。
4. ### 人類滅亡に立ち向かう最強の交渉人 -『皆既食の外交官』
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監督: Achille Pasquier 他(フランス)
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ジャンル: アニメーション(2022年、7分52秒)
- 世界の終焉が近づく中、外交官が手を組む姿を描いたユニークなストーリーです。
5. ### 遅いからみえる、自分だけの景色 -『外の音、僕の世界』
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監督: Mattia Napoli(イタリア/フランス)
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ジャンル: コメディ(2022年、15分)
- 音が遅れて聞こえる特異な状況を抱える主人公の日常を描いたコメディ作品です。
これらの作品は、視聴者に未来に対する考察や社会への洞察を促します。ブリリアショートショートシアターが提供するこの特集企画を通じて、映画が持つチカラを再認識し、日常に寄り添ったメッセージを受け取ることができるでしょう。ぜひこの機会に、未来を想像しながら各作品を楽しんでみてください。
詳細や視聴方法については、
ブリリアショートショートシアター公式サイトをご覧ください。