子どもと楽しく学ぶ！『スーパーマーケットまるごとずかん』が登場

スーパーマーケットでの学びを提案

2025年9月11日に発売される『スーパーマーケットまるごとずかん』は、買い物が学びの時間に変わる新しい図鑑です。この本は、スーパーマーケットにある商品を写真付きで紹介し、4歳から9歳の子どもたちに向けて設計されています。日常のお買い物をより一層楽しめるための手引きとして活用してもらうことが目的です。

買い物が楽しくなる理由

「スーパーで子どもが追いかけっこをして困った」という経験を持つ親御さんも多いのではないでしょうか。この問題について専門家は、子どもが退屈しているために走り回ってしまうと述べています。そこで、出発前にこの図鑑を使って事前に購入予定の品を一緒にチェックすることを提案します。例えば、旬の食材や選び方を学び、買い物に向かうことで、子どもたちも自然に買い物に参加するようになります。こういった小さな取り組みが、子どもたちを有力な買い物サポーターへと育てるのです。

スーパーマーケットを発見の場に

『スーパーマーケットまるごとずかん』は、スーパーマーケットを「暇を持て余す場所」から「学びと発見の場」へと変えてくれる一冊です。スーパーには果物やお菓子、飲み物、肉、調味料など、子どもにとっては様々な発見が詰まった「宝箱」とも言える場所です。本書では、実際のパッケージがそのままの形で撮影されており、子どもたちは「見たことがある！」という感覚を持ちながらページをめくることができます。実際にスーパーマーケット「ライフ」との協力により、親しみやすさが際立っています。

お仕事の秘密にも迫る

また、巻末にはスーパーマーケットでの仕事の様子やレジの秘密についても掲載されており、親子の買い物体験を豊かにする工夫が盛り込まれています。子どもたちが興味を持つような内容を、この図鑑を通じて学ぶことができるのです。

子どもの好奇心を育む

この図鑑はさまざまなカテゴリーが用意されており、野菜や果物、お菓子、肉といったジャンルに分かれています。さらに、自由研究や調べ学習にも適している内容が多く、子どもたちの好奇心を引き出すのに役立ちます。

監修者からのメッセージ

本書の監修を手掛ける中村陽子先生は、スーパーマーケットには子どもにとっての学びの機会がたくさん広がっていると語ります。日々の食卓に並ぶ食材を知ることは、子どもにとって興味深い体験であり、調理や食育の第一歩になります。各地の食材がどのように育てられているのか、地元の特産品とともに学ぶことができる機会が提供されています。この図鑑を通じて、親子の会話が豊かになり、学びを深める機会を作れたら素晴らしいですね。