子どもの生きる力
2025-02-21 09:39:21

育児の新常識!子どもの「生きる力」を育む方法とは

子どもたちの未来を考える



近年、教育や子育てに関する環境は大きな変化を遂げています。2020年には新学習指導要領が施行され、2023年には「こども家庭庁」が発足。これに伴い、日々の教育施策や子どもを取り巻く状況も新たな課題を迎えています。特に1990年代後半から注目されている「学力格差」、2006年のOECD報告書で指摘された「子どもの貧困」、さらに2010年代から認識されるようになった「体験格差」は、コロナ禍や経済的な要因によって一層深刻化してきました。このような背景を受けて、2024年には日本の出生数が70万人を下回る見込みで、社会の高齢化が進んでいます。

これまでの教育システムだけでは現代の子どもたちが直面する問題に十分に対応できないかもしれません。子どもたちが「生きる力」を育んでいくことは、未来に向けて非常に重要な課題となっています。

生きる力とは?



「生きる力」とは、自己の力で未来を切り拓くために必要な力です。これは「非認知能力」とも呼ばれ、発想力、思考力、試行錯誤能力、共感力、協調性、コミュニケーション能力、意欲、社会性、自信、思いやりなど、多岐にわたる能力を含んでいます。こうした非認知能力は、さまざまな体験を通じて培われていくものです。

汐見稔幸氏の新刊『子どもの生きる力をのばす5つの体験 答えのない子育てで本当に大事なこと』では、この「生きる力」をどう育てるかに焦点を当てています。彼は、体験が子どもたちの発達にどのように関わっているのかを解説し、特にお金や時間のかかる活動だけでなく、五感を刺激するような日常の体験の重要性についても触れています。

書籍の内容



この書籍は全208ページで、巻末には25ページにわたって100例の体験を収録。非常に実用的な内容となっており、親や教育者にとっても役立つ情報が盛りだくさんです。また、この本は「文化的貧困」や「体験格差」といった社会問題にも言及します。

著者である汐見稔幸氏は、東京大学名誉教授であり、幼児教育の第一人者として知られています。教育評論家として、子育てに関する多数の著書を執筆しており、さまざまなメディアで意見を発信しています。

予約情報



この新刊は、辰巳出版より2025年3月5日に発売予定です。予約はすでにAmazonや楽天ブックスにて開始されています。また、商品詳細については随時更新されていく予定です。親として、また教育者として、「生きる力」を育むためのヒントを得るために、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

汐見氏が提唱する「生きる力」を理解し、育てることは、今後の社会においても非常に重要です。


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