待望のドラマ化が決定した、ヤチナツ原作のコミック『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』。この作品は、2021年に恋愛ウェブメディアAMで連載され、“恋愛することが普通じゃない”という独自の魅力で多くのファンを惹きつけました。7月31日(木)深夜0時58分より、CBCテレビの新枠「ドラマトリップ」で放送されます。
主演に名を連ねるのは、人気アイドルグループAKB48の元メンバーで現在は俳優として活躍する島崎遥香。彼女が演じる乙葉は、恋愛感情が存在しない世界で己のセクシュアリティに苦しむキャラクター。共演するISSEIは、乙葉とは異なり、感情を隠して生きるハレを演じます。この二人の複雑な感情が、このドラマの見どころのひとつです。
原作を手掛けたヤチナツは、恋愛や結婚、仕事、悩みを赤裸々に描くことで知られる作家。この作品の独特なテーマは、観る者に新たな視点を提供してくれることでしょう。さらに監督には数々の話題作を手掛ける今和紀が担当しており、視聴者は彼の手によってどのような世界観が映像化されるのか、期待が高まります。
ティザー映像も公開され、恋愛感情が欠落した世界観について語る乙葉の姿は、不安と葛藤が入り混じったもの。彼女の言葉の背後には、人生の重みが感じられ、見る者に強いメッセージを伝えています。また、ISSEI演じるハレとの対話を通じて、恋愛に対する概念や感情の在り方が描かれていく予定です。
島崎遥香は自身の役について、「理解されない世界にいながら、自分の気持ちと向き合おうとする姿を丁寧に表現したい」とコメント。彼女は、違和感や孤独感を抱えながらも、自分の信じる道を進んでいこうとする乙葉の姿に、特に共感を覚えたようです。
ISSEIもこの作品に心を惹かれたと語り、「ユニークなテーマの中で、人間関係のあり方を描くことに挑戦しています。登場人物たちの心に寄り添いながら自分自身と向き合うきっかけになれば嬉しい」と、その意気込みを披露しました。
ドラマ『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』は、恋愛が不在の世界における特異な感情を探求する作品です。人間の心や感情の本質を考えさせられる内容は、きっと観る者の心に残ることでしょう。
放送はCBCテレビで、初回は7月31日。地上波放送後にはTVerでも視聴可能です。詳しい情報は公式サイトやSNSで発信されていますので、ぜひチェックしてみてください。
この作品が新しい視点を提案し、多くの人々に感動を与えることを願っています。あなたもこの新感覚のドラマに出会ってみてください。