大学入試に向けた必携の新刊、登場
来る10月28日、旺文社から新たに4冊の大学入試に特化した漢字と古文に関する問題集が刊行されます。これらの書籍は、難関大学の入試データを分析し、実際に出題される頻出の言葉や単語を厳選した内容。効率的な学びを求める学生にとって、必携の参考書となることでしょう。
新たな学習スタイルの提案
現在、スマートフォンやタブレットを使った学習が広がりつつありますが、旺文社はその波に乗り、「学びの友」という学習アプリを新装版の書籍に対応させる予定です。このアプリ内に搭載される「一問一答」機能では、いつでもどこでも手軽に漢字や古文の単語を学ぶことが可能としています。アプリの対応は2026年の春頃から始まる見込みです。
各書籍の魅力を解説
入試に出る漢字と語彙2400 新装改訂版
本書では、大学入試で最も頻出となる2400の漢字と語彙を厳選し掲載。特に、書き取りや読み方の問題は出る順にランク分けされ、すべての漢字にはその意味も併記されています。また、類義語や対義語といった参考情報も豊富で、漢字力と語彙力を同時に強化できます。効率的な学習法を求める学生にぴったりの内容です。
入試に出る古文単語300 新装三訂新版
古文を学ぶ際に欠かせない300語の単語を、「現代語と意味が違う語」「現代では使われない語」「イメージで覚える語」「セットで学ぶ語」といったカテゴリーに分けて紹介。これにより、知識がしっかりと定着することを促進します。各単語の意味解説も丁寧で、理解力を高めるための事例として古文から選ばれた例文も添えられています。
大学入試 でる順 漢字書き取り・読み方2900 新装六訂版
2900問の問題は、入試データによって分析され、最も出やすい「でる順」に整理されています。学校や試験によって頻出するテーマや形式に応じて分類されており、単語の意味と関連語を通じて総合的に漢字力を養うことが可能です。また、共通テスト対策編も用意されていて、万全の準備ができます。
古文単語コア350 新装版
この書籍では、大学入試における頻出単語350語に焦点を当てています。特に重要度に基づいてランクが付けられ、単語の核心的な意味も理解できるよう工夫されています。また、敬語の重要な25組も整理され、古文理解に役立つ内容が満載です。さらに、付録には文法や古文の常識、和歌や文学史に関する情報も含まれており、学習の幅が広がります。
総括
旺文社の新装版は、大学入試を見据えた効率的な学習ができる問題集です。アプリの導入によって、現代に即した学びのスタイルも提案。これからの受験生にとって、強力な味方となることでしょう。これらの書籍は、すべてオンラインでの購入が可能で、詳細な内容については旺文社の公式ウェブサイトにて確認できます。