断捨離の進め!捨てたい物ランキングと実体験の声
生活の質を向上させる手段として根強い人気を誇る「断捨離」。特に30~50代の女性にとって、家の中に増えてしまった不要な物を整理することは大きな関心ごとの一つです。2025年4月号の特集「断捨離で人生が変わる! 春の捨て活」では、全国の30~50代女性を対象に行った調査結果が報告されました。その結果、最も多くの女性が捨てたいと感じているものは「服」という驚きのデータが浮き彫りになりました。
捨てたい物ランキング
調査によると、以下のような結果が得られました。
1.
服:19.2%
2.
書類・写真など紙物:15.2%
3.
子どもの作品:8.2%
4.
子どもの学校用品:6.9%
4.
食器:6.9%
6.
使っていないキッチングッズ:6.3%
7.
昔の趣味のもの:6.2%
8.
バッグなどファッション小物:5.9%
この調査から見えてくるのは、多くの女性が量の多さに困り、また、捨てることが難しいと感じているアイテムが確実に存在するということです。特に「子どもに関するもの」は手放しづらいとの声が目立ちました。
ESSEフレンズエディターの意見
本特集には「ESSEフレンズエディター」と呼ばれる読者の代表からコメントが寄せられました。この中から、特に印象的な意見をいくつかご紹介します。
かつらさん(45歳)
食育健康アドバイザーであるかつらさんは、家で100着以上の服を手放した経験があります。「部屋がすっきりした一方で、流行に流されて同じような服を再び買ってしまうこともある」とのこと。また、材料費の高騰により、高額な調理器具を捨てる勇気が出ないと悩んでいます。
大森智美さん(40歳)
整理収納アドバイザーで防災士の大森さんは、服を捨てたいと感じる理由をしっかり理解しています。特に、自分自身で着てみることで、似合わない服を客観的に判断しやすくなると述べています。「自問自答を繰り返すことで、後悔なく捨てる決断ができれば」と語っていました。
yukariさん(36歳)
Webライターのyukariさんも、自分の家庭の中で捨てられない物が多く存在していると共感します。特に子ども関連のアイテムは思い入れが強く、なかなか決断できないそうです。「プチプラ服が増える一方で、つい買ってしまい、手放せない状況が増えている」と、その悩みをしっかりと語ってくれました。
まとめ
ESSEフレンズエディターたちの意見からも分かるように、捨てたい物に対する気持ちは共通しています。特に服や、子どもに関するものは、感情的な価値が高いために手放すことが困難です。その反面、各々が持つ捨てるためのマイルールや方法を試行錯誤していることも明らかになりました。このことは、断捨離を進める際の大きなヒントになるのではないでしょうか。
「捨てること」に対する迷いや後悔は、現代の多忙な生活の中では避けがたいものです。しかし、多くの女性たちが断捨離を進めることで日常生活の質を向上させ、身の回りを整えていることを知ることができました。これからの季節、春の訪れを機に新たな生活スタイルを築くために、ぜひ「捨て活」に挑戦してみてはいかがでしょうか。